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» 2008年10月01日 15時00分 UPDATE

CEATEC JAPAN 2008:モバイルの“おいしいところ”集めました――モバイルコンピューティングPLAZA

CEATEC JAPAN 2008のモバイルコンピューティングPLAZAでは、国内メーカーのNetbookやモバイルPC、国内未発売のMIDなど、注目製品がめじろ押しだ。

[前橋豪,ITmedia]

未発売の日本メーカー発Netbookをいち早く体験できる

 インテルと日経BP社によるブース「モバイルコンピューティングPLAZA」では、Centrino 2対応モバイルPCをはじめ、Atom搭載のNetbook、国内未発売のMIDおよび対応ソフトウェア、インテルのSSDやWiMAX/WiFiコンボモジュールなど、モバイルコンピューティング関連の製品を多数展示している。

 中でも注目は国内メーカーの参入がいよいよ始まったAtom N270(1.6GHz)搭載のNetbookだ。東芝が10月下旬に発売する予定の「NB100」や、オンキヨーが10月10日に発売する予定の「SOTEC C101W4」を店頭に並ぶ前に触ることができる。特にNB100は来場者が次々と手に取ってボディの質感やキーボードの感触を確かめるなど、人気を集めていた。

tm_0809mcp01.jpgtm_0809mcp02.jpgtm_0809mcp03.jpg 東芝の「NB100」とデバイスマネージャ画面(写真=左、中央)。オンキヨーが「minimum PC」と呼ぶNetbookカテゴリのミニノート「SOTEC C101W4」(写真=右)

 ブース内ではパナソニックが「Let'snote」シリーズと「TOUGHBOOK」シリーズを大々的に展示しているのも目立つ。10月17日に発売する予定のハンドル付きモバイルノート「Let'snote F8」や、普段店頭で見かけることが少ない「TOUGHBOOK」の各モデルをじかに触って、ハンドルの機構や頑丈さを体感できる。また、パナソニックは2009年春に投入する予定のヘルスケア市場向けTOUGHBOOKも参考出展している。

tm_0809mcp04.jpgtm_0809mcp05.jpgtm_0809mcp06.jpg 手前に付いたハンドルが目を引く「Let'snote F8」(写真=左)。「TOUGHBOOK」シリーズもずらりと展示(写真=中央)。参考出展のヘルスケア市場向けTOUGHBOOK(写真=右)

海外製MIDとMoblin関係の展示も

 国内未発表のMIDが複数展示されているのもポイントだ。Aigoの「MID P8860」、BenQの「Arie's」、Lenovoの「IdeaPad U8」といった海外製のAtom Z5xx搭載MIDを試用できる。これらのMIDはいずれも日本での発売予定が未定とされており、ブースのスタッフによると「今後の市場動向次第では国内で発売される可能性もある」とのこと。

tm_0809mcp07.jpgtm_0809mcp08.jpgtm_0809mcp09.jpg Aigoの「MID P8860」はAtom Z500(800MHz)を搭載し、スライド式キーボードを装備(写真=左)。BenQの「Arie's」はAtom Z500(1.1GHz)、512Mバイトメモリ、4GバイトSSDを採用する(写真=中央)。Lenovoの「IdeaPad U8」は512Mバイトメモリ、4〜8GバイトSSDを搭載(写真=右)。いずれもOSは、AtomをベースにしたMID向けLinuxのMoblin 1.0だ

 MID用ソフトウェアの出展も盛んだ。ジャストシステムとオムロンソフトウェアはAtom搭載MID向けのLinuxディストリビューションである「Moblin」用に移植した日本語入力システムを参考出展。富士通ソフトウェアテクノロジーズはMoblin環境のMIDに音声通話機能とデータ通信機能を実装した展示を行なっている。そのほか、MIDをタッチパネル付きの多機能リモコンとして利用するデモや、Moblin上でワンセグ視聴・録画を行なうデモ、MIDでカーナビシステムを動作させるデモなどを実施している。

tm_0809mcp10.jpgtm_0809mcp11.jpgtm_0809mcp12.jpg ジャストシステムは予測変換機能を備えた「ATOK for Moblin Linux」を参考出展(写真=左)。「きょう」と入力してみると、画面下に予想変換の候補が表示された。クイックサンはMoblin用のワンセグ視聴・録画ソフトを参考出展している(写真=中央)。グリーンのボディが個性的なAtom搭載MIDは、ソフィアシステムズが提供するMID/携帯情報端末向け開発プラットフォーム「PEARTREE」だ。フェイスは携帯電話で購入した映像コンテンツをFeliCaポート経由でMIDに登録し、MIDをグラフィカルなタッチパネル搭載リモコンとして利用するデモを行なっている(写真=右)。携帯電話から登録した映像コンテンツはMID上にサムネイルで表示され、画面上のテレビのアイコンへドラッグ&ドロップするとテレビで映像を視聴できる仕組みだ

インテルは自社製品の優位性をアピール

 インテルは自社のプラットフォームや製品のアピールにも注力している。Centrino 2/Centrino/Celeron搭載のノートPCを並べて、Blu-ray Disc再生時のCPU使用率と消費電力を比較するデモや、同社製SSDのパフォーマンスを示すデモを実施しているほか、WiMAX/WiFiモジュールをノートPCへの実装例とともに展示している。

tm_0809mcp13.jpgtm_0809mcp14.jpgtm_0809mcp15.jpg Celeron/Centrino/Centrino 2搭載のノートPCを並べて、H.264コーデックのBlu-ray Discを同時再生するデモ(写真=左)。CPU使用率を見ると、Celeron機は常時100%で激しいコマ落ち、Centrino機(Core 2 Duo T8100)は70〜90%程度、Centrino 2機(Core 2 Duo P8300)は10〜20%程度だった(写真=中央)。Centrino 2では、チップセット内蔵グラフィックス「Intel GMA 4500MHD」が持つHD動画再生支援機能とそれに対応した再生ソフト「WinDVD Plus」の組み合わせにより、CPU使用率を抑えつつ動画再生している。ワットチェッカーを見ると、Centrino 2搭載ノートPCの消費電力が28ワット前後と最も小さい(写真=右)

tm_0809mcp16.jpgtm_0809mcp17.jpgtm_0809mcp18.jpg インテルのSSD「X18-M/X25-M Mainstream SATA SSD」は分解モデルとともに展示(写真=左、中央)。X25-Mのテスト結果を見ると、SSDとして見ても優秀なパフォーマンスを備えていることが分かる(写真=右)

tm_0809mcp19.jpgtm_0809mcp20.jpgtm_0809mcp21.jpg WiMAXと無線LANの両方に対応するIntel WiMAX/WiFi Link 5000シリーズのモジュールと、Mini PCI ExpressカードサイズのIntel WiMAX/WiFi Link 5150をノートPCに実装した例

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