「Windows 7」のメール移行、“ここ”に注意 「旧PCで行う“事前準備”」編OE/Windowsメールユーザーは必見!(1/4 ページ)

» 2009年10月15日 11時05分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

Outlook Express/Windowsメールユーザーが、Windows 7に移行するには

photo Windows 7で利用する「Windows Liveメール」

 Windows 7は、Windows XPのOutlook Express、Windows VistaのWindowsメールのような、OS標準のメールクライアントソフトを備えない。数年単位でバージョンアップを行うOSに対し、メールや動画編集、オンラインサービスに関連するアプリケーションはそれより早く、高頻度の更新が求められる。このため、OSそのものの機能とは切り離した──というのがマイクロソフトが述べる理由だ。

 切り離された基本アプリケーションは「Windows Live」の1ソフト(ないしWebサービス)として無料で提供され、Windows 7では、ユーザー自身が必要な機能だけダウンロードして利用するというスタイルに変わる。Windows Liveは、メールクライアントソフト「Windows Liveメール」、Webメール「Windows Live Hotmail」、インスタントメッセージング(IM)ソフト「Windows Liveメッセンジャー」、オンラインストレージ「SkyDrive」、写真や動画の管理・編集ソフト「Windows Liveフォトギャラリー」などのアプリケーションやWebサービスの総合サービス名称である。

 なお、“アプリケーション”はPCにインストールして実行するものを示し、今回導入するWindows Liveメールはこちらに属する。かなり昔からあるWebメールサービスの「Windows Live Hotmail」とは別モノであることに少しだけ注意したい(無料で取得できるWindows Live IDを軸に、同じアドレス帳やカレンダーを共有する連携機能は利用できる)。また、Office付属のOutlookを使用するユーザーはここで紹介する方法とは作業方法が異なる(詳細は、マイクロソフトの「Outlook 2007、Outlook 2003、および Outlook 2002 で .pst ファイルを管理する方法」、「Outlook 2003 で作成したデータのバックアップ、復元、または移動する方法」、「Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップする方法」、「Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータを復元する方法」などを参照)。


Windows Liveの主なサービス
アプリケーション Windows Liveメール、Windows Liveメッセンジャー、フォトギャラリー、フォトガジェット、Writer、ファミリーセーフティ、ツールバー
Webサービス Hotmail、SkyDrive、プロフィール、モバイル、Bing、カレンダー、スペース、グループ、イベント

 このように、Outlook Express(Windows XPの標準メーラー)、あるいはWindowsメール(Windows Vistaの標準メーラー)を使用するユーザーがWindows 7にアップグレード、あるいはWindows 7搭載PCを新たに購入した場合は、「はじめにWindows Liveメールをダウンロードしておく」──と覚えておくとよいだろう。

 なお、Windows 7をプリインストールするメーカー製PCの一部には、Windows LiveメールないしWindows Liveのソフトウェア群をあらかじめ導入した状態で出荷する場合もある。このようなPCを購入したならこのダウンロードとインストールの作業は不要だが、どちらの場合においても、「移行作業が完了するまで、新しいPCでは起動してはならない」をもっとも重要な注意点として覚えておいてほしい。理由は後述する。

 今回は「Windows XP搭載PC+Outlook Expressを使用する初心者から中級者のユーザーが、Windows 7搭載PCを購入した」場合を例に、Outlook Expressのメールデータとメールアカウント、アドレス帳をスムーズに移行するための方法を手順ごとに解説する。ちなみにWindows Vista+Windowsメールを使用するユーザーも手順はほぼ同じ。Outlook Expressを「Windowsメール」に置き換えて読み進めてほしい。


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