「Windows 7」のメール移行、“ここ”に注意 「新PCで行う“実移行作業”」編OE/Windowsメールユーザーは必見!(2/2 ページ)

» 2009年10月21日 11時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Outlook Express/Windowsメールユーザー向けのメール移行手順



[5]「Windows 転送ツール」で、バックアップを新PCに転送する

 バックアップしたデータは、新PCの「Windows 転送ツール」で転送する。バックアップを保存したUSBメモリを新PCに接続し、Windows 転送ツールを実行しよう。

 作業は手順[3]と似ているが、ここでは「新しいコンピューターです」を選択して実施する。USBメモリに旧PCのデータをバックアップしたので「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選ぼう。USBメモリに保存した旧PCのバックアップデータ「今までのコンピューターの項目」を選ぶと転送作業が始まる。

photophotophoto 新PCでWindows転送ツールを起動し、ステップごとに復元作業を進行していく。選択項目は「これは新しいコンピューターです」/「(今までのコンピューターのファイルを保存済みですか?)はい」を選ぶ
photophotophoto 旧PCのデータをバックアップしたUSBメモリ内にある「Windows転送ツール - 今までのコンピューターの項目(.MIG)」という大きいサイズのファイルを選択する。あとは転送が済むまで待とう

 転送終了後、新PCでWindows Liveメールを起動すると作業は完了だ。旧PCのメールデータは、別途(インポートなどの)作業なしに、ほぼそのまま復元されているはずだ。

photophoto 無事、新PCのWindows Liveメールに旧PCのメールデータが引き継がれた。Outlook Expressと比べると使い勝手が異なる部分は多少あるが、いやはやこれは自身で操作に慣れてほしい

ポイント

  • 今回行った複数回の作業のうち、(なぜか)アドレス帳データが新PCの「Windows Live Contacts」へ正しく転送(復元)されていないことがあった。この場合は、旧PCのアドレス帳データ(.WAB、.CSV)を旧PCであらかじめバックアップ(エクスポート)しておき、新PCのWindows Live Contactsで“インポートする”ことで解決する。
photophotophoto <事例>……なぜかWindows Live Contacts(アドレス帳)のデータが引き継げていないことがあった。この場合、旧PCのWindows Live Contactsデータを単体でUSBメモリに「エクスポート」→新PCのWindows Live Contactsへ「インポート」の作業を行うことで、復旧できた
  • Windows転送ツールを使用した場合も、PCの環境によっては確実にすべて復元できるわけでないことに若干の注意が必要といえる。
  • 新たにPCを購入したユーザーは(旧PC本体およびデータがまだ残っていると想定し)移行作業後も、改めてアプリケーション個別にエクスポート(吸い出し)/インポート(復元)作業は行えると思われる。一方、1つのPCにWindows 7の新規インストール(OSのアップグレード・入れ替え)を行い、旧データが実質消えてしまうユーザーは少々不安が残る。より重要なデータは、あらかじめ旧PCで、Windows 転送ツール以外の別の方法でも“もう1つバックアップ”(設定のエクスポート作業など)をとっておくと安心だ。
  • Windows 7は、一定条件を満たしたVista環境でのみ上書きインストールできる。一方、XPは新規インストールのみとなる。旧環境の単体ファイルは「Windows.old」フォルダに自動バックアップする仕組みなどもあるが、旧PCで利用していたインストールが必要なアプリケーションは原則として使えなくなる(再インストールなどが必要)。


 今回はOutlook ExpressかWindowsメールユーザーを対象にした、Windows 7の「Windows Liveメール」へ移行するための手順を解説した。

 ただ、これら以外のメーラーを使用しているのでWindows Liveメールは使用しないユーザー、あるいはメールデータ以外のデータ移行も行いたいと思う、“PCの操作にはかなり慣れている”ユーザーも、バックアップ対象フォルダのカスタマイズを行うなどの応用で「Windows 転送ツール」は意外に便利そうだ──とひらめいていただけたと思う。

 Windows 7にアップグレード、あるいはWindows 7搭載PCを購入したら、まずは「Windows 転送ツール」。比較的ラクに新PC環境へ移行できることだろう。



前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月04日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  3. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  4. 視野2.4倍に拡大したオートフォーカスアイウェア「ViXion2」を試す 近視と老眼の悩みを一気に解消、11万円の価値はあるか? (2026年04月03日)
  5. 3COINSで880円の「3D構造マウスクッション」を試す 通気性抜群、これはトラックボールや分割キーボードに適したリストレストかも (2026年04月03日)
  6. 液晶なのにE Ink風? 約10万円の価値はある? TCLの異色電子ノート「Note A1 NXTPAPER」徹底レビュー (2026年04月03日)
  7. アキバの一部ショップでHDD購入制限の動き――大容量モデルを中心に品薄感 (2026年04月04日)
  8. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  9. 3COINSで1430円の「PCケース:13.3インチ」を試す 収納ポケット充実、フリーアドレスのオフィス移動に便利 (2026年04月02日)
  10. 1万円台〜3万円台で買える多機能スマーウォッチ――Amazfitの各モデルがセールでさらにお得 (2026年04月02日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年