バックアップしたデータは、新PCの「Windows 転送ツール」で転送する。バックアップを保存したUSBメモリを新PCに接続し、Windows 転送ツールを実行しよう。
作業は手順[3]と似ているが、ここでは「新しいコンピューターです」を選択して実施する。USBメモリに旧PCのデータをバックアップしたので「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選ぼう。USBメモリに保存した旧PCのバックアップデータ「今までのコンピューターの項目」を選ぶと転送作業が始まる。
転送終了後、新PCでWindows Liveメールを起動すると作業は完了だ。旧PCのメールデータは、別途(インポートなどの)作業なしに、ほぼそのまま復元されているはずだ。


<事例>……なぜかWindows Live Contacts(アドレス帳)のデータが引き継げていないことがあった。この場合、旧PCのWindows Live Contactsデータを単体でUSBメモリに「エクスポート」→新PCのWindows Live Contactsへ「インポート」の作業を行うことで、復旧できた今回はOutlook ExpressかWindowsメールユーザーを対象にした、Windows 7の「Windows Liveメール」へ移行するための手順を解説した。
ただ、これら以外のメーラーを使用しているのでWindows Liveメールは使用しないユーザー、あるいはメールデータ以外のデータ移行も行いたいと思う、“PCの操作にはかなり慣れている”ユーザーも、バックアップ対象フォルダのカスタマイズを行うなどの応用で「Windows 転送ツール」は意外に便利そうだ──とひらめいていただけたと思う。
Windows 7にアップグレード、あるいはWindows 7搭載PCを購入したら、まずは「Windows 転送ツール」。比較的ラクに新PC環境へ移行できることだろう。
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