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» 2010年04月16日 15時00分 UPDATE

チキュウジン、Alienware、カエカエ:よしいけっ!最強の「Alienware」で突き抜けろ!──デスクトップPC編 (1/2)

むちゃくちゃ最強スペックのPCがほしい!と思ったそこのあなた。それならもう、AlienwareのデスクトップPCしかないでしょうよ。

[ITmedia]

 PC USERでは、ノートPCの紹介が続く最強のゲーミングPC“Alienware”シリーズだが、その神髄を味わいたければ、やはりここは、デスクトップPCにも目を向けてもらいたい。日本のPCユーザーには「んげげげ、それは“アリエンワー”」となる重厚すぎるタワー型ケースで存在感を必要以上に発散しているが、欧米、そして、台湾や香港、シンガポールに数多く生息する“LAN パーティー”ゲームユーザーには、ほかのプレーヤーを視覚で威嚇できるAlienwareのデザインは「アグレッシブなのにクール」と評判がすこぶるよろしい。

 日本ではまだまだ未知の領域といえるデスクトップゲーミングPCだが、国内の大手PCメーカーのラインアップから高いパフォーマンスを発揮できるタワー型PCはほぼ姿を消してしまった現在、ハイエンドパーツを搭載して強力な冷却システムを組み込んだPCを選ぼうと思ったとき、大手PCメーカーの製品ではデルが扱うAlienwareのデスクトップが唯一の選択肢になるだろう。

 AlienwareブランドのデスクトップPCラインアップは大きく分けて、“比較的コンパクトな”「Alienware Aurora」と“巨大なタワー型”「Alienware Area-51」に分けられる。とはいえ、“Aurora”と“Area-51”のそれぞれでベーシックモデルとハイエンドモデルが用意され、さらに、その中に複数のパッケージが存在する。このような、幅広いBTOから選んで購入できるのがデル製品の大きな特徴なのはいうまでもない。Webページで階層的に自分の好みのパッケージを選んで購入することになるが、パッケージによってBTOで選択できるパーツの種類が限られることがある。そういう意味では、Alienwareのラインアップ全体を通して、選びたいパーツから購入したいパッケージを探すのがやや難しい状況にある。

 そこで、このバイヤーズガイドでは、AlienwareデスクトップPCのオンラインストアで用意されるパッケージを整理して、搭載したいパーツからどのパッケージを選べばいいのかを考えてみたい。なお、先に述べたようにBTOで選べる構成はCPUやグラフィックスカード、OSの種類からメモリやデータストレージの容量、各種インタフェースの有無、サポートメニューや保証プランなど多岐にわたるが、パッケージによって選択できる候補が異なるCPUとメモリ、グラフィックスカードに限って確認していく(なお、ここで紹介するのは2010年4月16日に選べる内容に基づいて説明している。実際の購入にあたってはデルのオンラインストアで確認していただきたい)。

小ぶりなコストパフォーマンスマシン「Alienware Aurora」

 microATXフォームファクタを採用するAlienware Auroraで、価格を重視した構成を選べるベーシックモデルが「Alienware Aurora」だ。デルのBTOでは構成例として上記の5パターンが用意されているが、このうちベーシックパッケージとプレミアムパッケージはCore i7-860/Core i5-750(開発コード名:Lynnfield)を選べるIntel P55 Expressを基幹とした構成で、そのほかの3つのパッケージはCore i7-9xx(開発コード名:Bloomfield)を選べるIntel X58 Expressを基幹とした構成と、その性格はかなり異なる。

 システムメモリは、デュアルチャネルをサポートするLynnfieldモデルが2Gバイト×2から4Gバイト×4までの構成を選べるのに対して、トリプルチャネルをサポートするBloomfieldモデルは1Gバイト×3から2Gバイト×3構成が用意される。最大メモリ容量がLynnfieldモデルで多くなるので、メモリ容量が重要なユーザーは注意が必要だ。

 ゲーミングPCにとって重要なグラフィックスカードでは、LynnfiledモデルでRadeon HD 5000シリーズのみ(1枚構成と2枚組みのCrossFire構成が選べる)だが、そのほかの構成ではRadeon HD 5000シリーズに加えてGeForce GTX 260とデュアルGPU搭載のGeForce GTX 295、そしてGeForce GTX 260を2枚使ったSLIも用意される。「私はGeForceじゃないと我慢ならん」というユーザーは「タワー オブ アイオン」認定 推奨モデルやプラチナパッケージを選ぶことになるだろう。

kn_area51_01.jpgkn_area51_02.jpg 傾斜したフロントパネルデザインが特徴の「Alienware Aurora」(写真=左)は、microATXフォームファクタを採用したコンパクトなケースに水冷システムを搭載する(写真=右)

小ぶりなボディにギラギラのギミックを搭載「Alienware Aurora ALX」

 Alienware Auroraと同じmicroATXフォームファクタを採用した小ぶりなケースながら、ケース天面にシステムの負荷に合わせて排気口が自動で開閉する「Active Venting」を搭載するなど、見た目の派手さがいっそう際立つのが「Alienware Aurora ALX」だ。選択できるパッケージとして3種類が用意されるが、すべて、CPUにCore i7-9xx(Bloomfield)を搭載するIntel X58 Expressを基幹とする構成だ(Core i7-975 EEでは、オーバークロックで3.60GHz動作に設定された選択肢もある)。そのため、BTOで用意されるPCパーツの選択肢は、Alienware Auroraの上位3パッケージとほぼ共通する。

 グラフィックスカードの選択は、ベーシックパッケージと「タワー オブ アイオン」認定 推奨モデルでは、Radeon HD 5000シリーズ(Radeon HD 5870の単体構成か、もしくは2枚組みのCrossFire構成)に加えてGeForce GTX 260とデュアルGPU搭載のGeForce GTX 295、そして、GeForce GTX 260を2枚使ったSLIが選択可能なのに対して、最上位となるゴールドパッケージではRadeon HD 5870の2枚組み構成だけが用意される。グラフィックスカードを1枚構成で選びたいユーザーは、ベーシックパッケージか「タワー オブ アイオン」認定 推奨モデルからカスタマイズを進めるのがいいだろう。なお、メモリは最小構成でも2Gバイト×3、最大構成では4Gバイト×6とAuroraシリーズより強化された構成になる。

kn_area51_03.jpgkn_area51_04.jpg Alienware Aurora ALXは、“Aurora”と同じmicroATXフォームファクタのPCケースながら、天面が跳ね上がる排気口を搭載するなど、目立つギミックでユーザーを“威嚇”する

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