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» 2011年07月21日 18時37分 UPDATE

新モデルの特徴を解説:MacBook Air、Mac mini、Thunderbolt Display――アップル新製品説明会 (1/2)

Macの最新OS「Lion」の販売開始とともに、3つの新製品がリリースされたことを受けて、アップルが国内説明会を実施した。新製品のポイントを見ていこう。

[ITmedia]

マルチタッチジェスチャーで思い通りの操作を実現――「OS X Lion」

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 アップルは、7月20日にダウンロード販売が始まったMacの最新OS「Lion」と、「MacBook Air」「Mac mini」の新モデル、および「Apple Thunderbolt DisplayDisplay」の発表を受けて、翌7月21日に新製品説明会を実施した。

 既報の通り、250の新機能を搭載したOS X Lionは、iPhoneやiPadの使いやすさをMacに取り入れたOSだ。iOS搭載デバイスの好調に比例して、初めて使うアップル製品がiPhoneやiPadになっている人が増えており、これらの層をMacへと誘導する狙いもあるだろう。特に重要な機能として挙げられたのはマルチタッチジェスチャーで、今回リリースされたLionにより、iOSでおなじみの操作感(自分が期待した通りの結果を、深く考えることなく自然な操作で実現してくれる)をMacでも利用できるようになる。

 実際、特徴的な新機能として挙げられた10のうち、「フルスクリーンアプリケーション」(の切り替え)や、タスク管理機能の「Mission Control」、iPadのようにアプリのアイコンが並ぶUIに切り替える「LounchPad」などは、2本指または3本指によるマルチタッチジェスチャーに最適化されている(同一アプリ内での操作は2本指、アプリ間での操作は3本指を使う、と覚えると分かりやすい)。パッド上で指をすいすいと動かすだけで、自分が思う通りにMacを扱えるのがポイントだ。

 Macの販売台数は、21四半期連続で業界の成長を上回り、2011年第3四半期も395万台(前年同期14%増)を売り上げるなど、まさに快進撃を続けている。その4分の3は標準でトラックパッドを内蔵するノート型Macということで、マルチタッチジェスチャーの恩恵をすぐに受けられる人は多いだろう(もちろん、デスクトップ型でもMagic TrackPadを導入すればいい)。

 この辺りの使い勝手や、アップルがLionで目指した方向性についての考察は、林信行氏の「ついに降り立った未来のパソコン環境――「OS X Lion」に迫る」に詳しいので、是非参照してほしい。


Sandy Bridge世代の「MacBook Air」が登場

og_apple_002.jpg MacBook Air

 2010年秋のフルモデルチェンジで、11型と13型のラインアップを用意した超薄型ノートPC「MacBook Air」は、アルミユニボディを引き継ぎつつシステムを刷新した。

 主な特徴は大きく4つだ。まず、CPUに第2世代Core i5を採用した点(オプションで1.8GHzのデュアルコアCore i7も選択可能)。これにより、旧モデルに比べて2倍高速になったという。また、2011年から投入されているMac同様にThunderboltポートを新設し、キーボードバックライトも今回から復活している。もちろん、OSはOS X Lionだ。ただ、新しいアーキテクチャに移行する一方で、13型のグラフィックスも外部GPUではなくなり、CPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を利用する仕様になっている。

 このほか、細かく変更点を見ると、キーボードの印字がLion仕様(F4とF5がMission ControlとLounchPadのショートカットを示す印刷)になっているのがおもしろい。なお、バッテリー駆動時間は従来と同じ11型で約5時間/13型で約7時間を公称しており、システムの刷新やキーボードバックライトの搭載による影響はないようだ。

og_apple_003.jpgog_apple_004.jpg 右側面にThunderboltポートを搭載した(画面=左)。よく見るとキートップの印字もLion仕様になっている(画面=右)

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