レビュー
» 2011年11月07日 16時00分 UPDATE

11月8日に割引クーポン配布:Web直販だけの大画面ノート――「dynabook Satellite T571」は隠れた実力者か? (1/3)

東芝の「dynabook Satellite T571」は、Web直販限定となる17.3型ワイド液晶搭載ノートPC。Core i7にハイブリッドGPU、BDドライブなど、高性能をリーズナブルな価格で提供している。

[望月瞬(撮影:矢野渉),ITmedia]

ハイスペックな据え置き向け大画面ノートPC

tm_1111_t571_01.jpg 東芝の17.3型ワイド液晶搭載ノートPC「dynabook Satellite T571」。同社直販サイト「東芝ダイレクト」の限定モデルだ

 家庭や個人で使う据え置き用PCとして、15型〜17型ワイド液晶搭載のノートPCを選ぶ人が増えている。

 据え置き型PCとしては、液晶ディスプレイ一体型の薄型デスクトップPC、いわゆる「ボードPC」も人気だが、大画面ノートPCはよりコンパクトで、必要に応じて屋内を移動しながらバッテリー駆動で使える手軽さがメリットだ。

 据え置き利用が中心ならば、携帯性より大画面が欲しいということで、今回は東芝の「dynabook Satellite T571」に注目したい。東芝のWeb直販サイト「東芝ダイレクト」限定モデルで、CPUのグレードやストレージ容量、光学ドライブ、オフィススイートの有無などによって、全6モデルが用意されている(2011年11月7日時点)。

 全モデルとも、液晶サイズは17.3型ワイド、解像度は1600×900ドットだ。ここでは、Core i7とBlu-ray Discドライブを搭載する上位モデル「dynabook Satellite T571/W5TD(PT5715TDBGBW)」を試用した。

レザー風テクスチャが印象的なブラックボディ

 ボディから眺めていくと、引き締まったオールブラックのカラーが印象的だ。どちらかというと男性的で精悍なボディは、最近のノートPCとしては少数派といえる。天面やパームレストにはレザーをイメージしたという木目のようなテクスチャが施されており、光沢とマットが混在している。天面とパームレストには指紋や皮脂が付きにくいが、液晶フレームとキーボード面の外周はツルツルなので、この部分には指紋が付着しやすい。

 ボディサイズは413.6(幅)×274(奥行き)×28〜36(高さ)ミリ、重量は約3.2キロだ。大画面の液晶ディスプレイを備えていながら、狭額縁で大きすぎないサイズにまとめている。机上で無駄に場所を取ってしまうことはない。

tm_1111_t571_02.jpgtm_1111_t571_03.jpgtm_1111_t571_04.jpg 天面とパームレストには木目のようなテクスチャがあり、ザラザラとした手触り。指紋が付着しにくいのはうれしい

tm_1111_t571_05.jpg 底面に48ワットアワー(10.8ボルト、4200mAh)のリチウムイオンバッテリーを装着。ACアダプタは大きめだ

 標準のリチウムイオンバッテリーは、容量が48ワットアワー(10.8ボルト、4200mAh)、公称のバッテリー駆動時間は約3.7時間とされている。大画面ノートPCなので長時間駆動は望めないが、リビングや寝室を移動しながら、ちょっとしたWeb閲覧やメールチェックを行う程度ならば十分だろう。

 付属のACアダプタはサイズが約154(幅)×67(奥行き)×38(高さ)ミリで、同じく付属の電源ケーブルを含めた重量は約645グラムだった(実測値)。ハイスペックな大画面ノートPCなので、ACアダプタはさすがに大きめだ。

 細かいことだが、本体の電源コネクタは右側面の奥にあり、ACアダプタ側のコネクタはストレート型となっている。見た目や多少の設置性向上のため、ACアダプタ側はL字型の電源コネクタだとなおよかった。

ハイブリッドGPU構成を採用し、NVIDIA Optimus Technologyに対応

 基本スペックの高さも見逃せない。CPUはSandy Bridge(開発コード名)世代の通常電圧版Core i7-2670QM(2.2GHz/最大3.1GHz/3次キャッシュ6Mバイト)だ。クアッドコアとHyper-Threading Technologyによって、同時に8スレッドを実行できる。

tm_1111_t571_06.jpg ネジ止めされた底面のカバーを開けると、2基のSO-DIMMスロットやHDDベイにアクセスできる

 チップセットはIntel HM65 Express、メモリはPC3-10600の4Gバイト(4Gバイト×1/最大8Gバイト/空きスロット×1)、ストレージは640Gバイトの2.5インチSerial ATA HDD(5400rpm)と手堅くまとまっている。光学ドライブには、書き込み対応のBlu-ray Discドライブを搭載。主なメディアの最大書き込み速度は、BD-Rが6倍速、DVD-Rが8倍速、2層のDVD-R DLが4倍速だ。

 グラフィックス機能は、NVIDIA Optimus TechnologyによるハイブリッドGPUを採用する。Core i7-2670QM内蔵のIntel HD Graphics 3000に加えて、外部GPUのNVIDIA GeForce GT 540M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を搭載し、アプリケーションごとに利用するGPUを自動で切り替える仕組みだ。

 基本的に、通常時や動画再生などはIntel HD Graphics 3000、3DゲームなどはNVIDIA GeForce GT 540Mを使う。また、NVIDIAコントロールパネルでは、どのアプリケーションにどちらのグラフィックスを割り当てるかを手動で設定できる。

tm_1111_t571_07.jpgtm_1111_t571_08.jpgtm_1111_t571_09.jpg CPU-Zの情報表示(画面=左)。TDP(熱設計電力)が45ワットのCore i7-2670QM(2.2GHz/最大3.1GHz/3次キャッシュ6Mバイト)を搭載する。クアッドコアCPUで、Hyper-Threading Technologyによって8スレッドを同時実行できる。GPU-Zの情報表示(Intel HD Graphics 3000利用時が画面=中央、NVIDIA GeForce GT 540M利用時が画面=右)。NVIDIA Optimus Technologyによって、アプリケーションごとに最適なグラフィックス機能を選択できる

東芝ダイレクト
       1|2|3 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.