メガソフト、住宅デザインソフトの最新版「マイホームデザイナーLS4」住宅の省エネ、安全性に注力

» 2011年12月06日 11時05分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
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photo マイホームデザイナーLS4

 メガソフトは12月6日、住宅デザインソフト「マイホームデザイナーLS4」を発表、2012年1月13日に発売する(同社直販サイトで2011年12月19日よりダウンロード版を先行販売)。価格は通常版が1万2600円(税込み、以下同)で、オフィシャルガイドブック同梱版が1万4700円。

 マイホームデザイナーLS4は、立体モデルで家の間取りや内装を作成し、外観デザインの確認ができる住宅デザインソフト「マイホームデザイナー」シリーズの最新版。今回のバージョンアップでは、消費電力のシミュレーションや耐震性の診断など“省エネ”や“安全性”を確認する機能を強化した。

photo 立体モデルで家の間取りや内装を作成する

 太陽光パネルの設置位置や、住宅の建設地域に応じた年間発電量を自動で計算する「太陽光パネルシミュレーション」では、月ごとの発電量をグラフで確認できるようになったほか、太陽光パネルの導入費用を見積もり、費用を回収できる期間をシミュレートする機能を備えた。

 間取りに配置した家電製品の消費電力を予想する「電力量チェック」は、各家電製品の待機電力や季節ごとの使用時間を設定した上でシミュレートを行えるようになったほか、すべての照明をLED電球に交換した場合の電力量や電気代を試算する機能を実装した。

photophoto 太陽光パネルシミュレーションでは月ごとの発電量をグラフで確認できるようになった(写真=左)。電力量チェックではすべての照明をLED電球に交換した際の電気代を試算する機能を実装した(写真=右)

 住宅の安全面においては、住宅の耐震/耐雪強度を調べる「簡易構造診断」機能を強化した。間取りに配置する「耐力壁」のパターンが3種類から9種類に増え、より現実に即した強度診断が行える。

 同社製iOS端末/Android端末用アプリ「3Dプレイスビューア」を使用し、作成した3Dモデルをスマートフォンやタブレット端末で閲覧できるほか、赤青メガネをかけて見るアナグリフ方式の画像出力に対応するなど、さまざまな機能が追加されている。対応OSはWindows 7/Vista/XP(SP2以降)。

photophoto 赤青メガネをかけて見るアナグリフ方式の3D画像出力に対応する

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