NECの超軽量Ultrabook「LaVie Z」、CPUはCore i7、ディスプレイは「1600×900」の高解像度パネル搭載あとは実重量とバッテリー動作時間だ

» 2012年06月05日 14時07分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

13.3型で1600×900ドット、LaVie Zの仕様“ちょっと出し”

photo NECが開発中の超軽量Ultrabook「LaVie Z」。1キロを軽く切るという超軽量のボディを採用し、Core i7-3517U、1600×900ドットの高解像度ディスプレイ実装と、ハイクラス層にもかなり満足できそうなスペックを備えるようだ

 NECパーソナルコンピュータは6月5日、開発中Ultrabook「LaVie Z」の搭載CPUとディスプレイ解像度の仕様を公開した。

 CPUは第3世代の超低電圧版Core i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)あるいはCore i5-3317U(1.7GHz/最大2.6GHz)を、ディスプレイは13.3型ワイドで1600×900ドットの高解像度パネルを搭載する。仕様、価格帯別に2つのモデルを用意する。

 参考として、先日発表されたソニーのUltrabook「VAIO T」13.3型店頭モデルは、重量約1.6キロで、解像度は1366×768ドット。Core i5-3317U、Intel HM77 Expressチップセット、CPU統合グラフィックスのIntel HD Graphics 4000、HDD+SSDのIntel Smart Response Technology仕様にてバッテリー動作時間は約6.5時間。同じく富士通のUltrabook「FMV LIFEBOOK UH75/H」もCore i5-3317Uを採用、ディスプレイは14型ワイドで解像度は1366×768ドット、重量は約1.44キロ、バッテリー動作時間は約9.1時間となる。

 LaVie Zは、2012年5月10日に行われたインテルUltrabookイベントでサプライズ公開された、NECが開発中の超軽量Ultrabook新モデル。当時公開された仕様は「13.3型ワイドの液晶ディスプレイ」、「本体重量999グラム以下」、「第3世代Coreプロセッサーファミリーを搭載予定」、「新素材マグネシウムリチウム合金を採用」、「発売時期は2012年夏」というものだったが、6月3日のモバイル向け第3世代Coreプロセッサー・ファミリーのリリース解禁に応じて搭載CPU仕様と、ディスプレイ解像度の仕様も公開された。ただし、正式発表はまだである。


NECのUltrabook初号機「LaVie Z」の外観。指2本でも無理なく持ててしまうほどの軽さだ
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