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» 2012年08月01日 19時00分 UPDATE

いまなら、アカウントけっこう選べます:「Outlook.com」でWindows 8を先行体験 (1/3)

日本マイクロソフトは、米で7月31日(現地時間)に発表した「Outlook.com」に関する説明会を開き、同サービスの概要と機能を明らかにした。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

ユーザー本位のシンプルユーザーインタフェースを

kn_outlookcom_01.jpg 日本マイクロソフト ディベロップメント Windows Live開発統括部 統括部長の安達理氏

 Outlook.comは、いわゆるWebメールサービスの一種で、Hotmailの機能を包含したアップグレード版に相当する扱いとなる。ベースはHotmailだが、ユーザーインタフェースはWindows 8で採用したMetroスタイルを意識したデザインに変更することで、ユーザビリティの向上を図っている。さらに、“Microsoftアカウント”と呼ばれる統合アカウント管理機能に対応することで、Windows 8とのアカウント連携以外に、SkyDriveの活用、FacebookといったSNSの連携などがデフォルトで可能になっている。ただし、現時点ではPreview版の扱いで、将来的にHotmailをOutlool.comでそのまま置き換えるのかなど、詳細なプランについては明確にしていない。ただ、Microsoftでは、Outlook.comのユーザーから得るフィードバックを通じて、今後も製品改良を続けていく意向としている。

kn_outlookcom_02.jpgkn_outlookcom_03.jpg 新たにデビューした「Outlook.com」のメイン画面(写真=左)。こちらはWindows 8の「Mail app」のメイン画面。Outlook.comのルック&フィールはMetroスタイルを意識している(写真=右)

 今回、日本の関係者に対する説明を行った日本マイクロソフト ディベロップメント Windows Live開発統括部 統括部長の安達理氏によれば、開発スタイルとしてWindows 8におけるキーボード+マウス、または、タッチによる操作と、ユーザーインタフェースを踏襲しつつ、より使いやすさを意識したデザインを行っているのが特徴だという。そのため、不要なメニューは極力排し、件名表示やメール本文など、ユーザー情報に表示スペースを割いている。多くのWebメールは、無料で提供されているが、サービス事業者が自分たちが運営しているほかのサービスへの導線として用いたり、空きスペースに広告を表示したりすることが多いのと比べると対照的で、「極力シンプルにする」というのがMicrosoftの考えだ。

kn_outlookcom_04.jpgkn_outlookcom_05.jpg メニュー構造を極力シンプルにし、ユーザー情報の表示域を増やすことを意識している。GmailとYahoo!メールと比較すると、Outlook.comは上部のメニューが1段だけで、残りはすべて件名表示とフォルダ表示のみというシンプルな構成だ

 また、タッチ操作を意識しており、「メール件名上で右クリックし、表示されたコンテキストメニューからアクションを選択」という従来のマウス+キーボードによる操作のほか、「メールを選択し、上部メニュー一覧からアクションを選択」といった右クリック操作が行いにくいタッチ向けのユーザーインタフェースを用意するなど、デザインだけでなく、操作フローの面でもMetroスタイルを意識している。

kn_outlookcom_06.jpgkn_outlookcom_07.jpgkn_outlookcom_08.jpg 件名付近にマウスカーソルを移動すると、「返信」「削除」「フラグ」といったコンテキストメニューを示すアイコンを表示して、すぐにアクションを起こせる(写真=左)。広告排除もOutlook.comの特徴だ。Gmailでは、Inbox表示でも個々のメール表示でもテキスト広告を表示するが、Outlook.comでは個人のプライベートメール領域に広告を表示せず、そのため空白が多いデザインとなる(写真=中央、右)

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