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» 2012年09月26日 14時00分 UPDATE

2012年PC秋冬モデル:レッツなUltrabookはこうきたか──「Let'snote AX2」

パナソニックは、9月26日にLet'snoteの新モデル「Let'snote AX2」を発表。Let'snote初のUltrabookは、18ミリの薄型ボディのコンバーチブルタイプだ。

[ITmedia]

液晶ディスプレイをぐるりとまわすコンバーチブル

 「Let'snote AX2」は、Let'snoteシリーズ初めてのUltrabookとして登場する。液晶ディスプレイのサイズは11.6型ワイドで解像度は1366×768ドット。本体サイズでは、約288(幅)×194(奥行き)×18(厚さ)ミリの薄型ボディを実現した。重さは約1.14キロ。

 OSはWindows 8を導入し、液晶ディスプレイは、10点同時に対応する静電方式のタッチパネルを内蔵する。液晶ディスプレイは、ほぼ360度開き、底面側に折り畳んむとスレートタイプのタブレットPCのように使える。標準設定においてキーボードは自動でオフになるが、タッチパッドに設けた「HOLD」ボタンでユーザーが有効と無効を切り替えることも可能だ。

kn_ax1rls_01.jpgkn_ax1rls_02.jpg Let'snoteで初めてのUltrabook「Let'snote AX2」は、液晶ディスプレイを底面側まで開くことで、クラムシェルタイプのノートPCとしてもスレートタイプのタブレットPCしても使うことができる

18ミリボディに従来相当のインタフェースと堅牢性を

 従来より薄くなったボディだが、2基のUSB 3.0にメディアカードスロット、HDMI、アナログRGB出力、有線LAN、マイク端子にヘッドフォン端子、無線接続のオンオフ切り替えスイッチ、そして、スレートタイプタブレットPCの状態で必要になる画面回転ロックボタンに音量調整ボタンなど、本体には従来のLet'snoteシリーズに相当するインタフェースを備えている。HDMIとアナログRGB、有線LANは通常形状を用意し、薄型ボディのUltrabookでは薄い角型を採用する例が増えてきた電源コネクタも、これまでと同じ丸型を継承する。無線接続は、標準構成で無線LANとWiMAX、そして、Bluetooth ver.4.0を利用できる。

 これまで、Let'snoteシリーズの重要な特徴としてパナソニックが訴求してきた「堅牢性」も、Let'snote AX2は従来のモデルに相当する動作時76センチ落下、非動作時100キロ加圧重振動、非動作時自由落下、非動作時局部加圧、そして、ヒンジ耐久とキーボード打鍵などの工場出荷時試験をクリアしている。薄いボディで強度を確保するために、ボディパネルはマグネシウム合金のベースにアルミニウムの薄いパネルを重ねた2層式の複合素材を採用した。

 また、天板ではボンネット形状を継承するものの、突起部の高さは薄型化を実現したLet'snote SX2、Let'snote NX2の1ミリよりさらに低い0.5ミリとなり、パネルの厚さも薄くなった(ただし、パナソニックは厚さの値を非公開としている)が、ボンネット凸部の立ち上がりに手前から奥に向かって蛇行した階段状の段差を設けることで面強度を確保している。

 キーボードも、Let'snoteでは初めてとなるアイソレーションタイプを採用した。キーピッチは約18ミリ、キーストロークは約1.2ミリになる。キートップは従来のLet'snoteと同じリーフ形状を採用する。パナソニックは、アイソレーションタイプを採用した理由として、キートップに爪が引っかかりにくく、スレート状態で背面にキーボードが露出した状態でも外れにくいためと説明する。

 ポインティングデバイスは、従来のLet'snoteシリーズで長らく使っているホイールパッドではなく、角型のタッチパッドを採用した。この変更についても、Windows 8のタッチ操作における操作性を考慮して、画面に合わせて指を動かせる角型が望ましいとパナソニックは述べている。

UltrabookだからCPUはTDP 17ワットタイプを採用

 店頭モデルは、搭載するCPUとチップセット、そして、セキュリティチップの有無とvPro対応、Microsoft Officeの付属が異なる6構成を用意する。いずれのモデルも、CPUは第3世代Coreプロセッサー・ファミリーのTDP 17ワットタイプで、Core i7-3517U(1.9GHz、Turbo Boost Technology有効時に最大3GHz)、Core i5-3427U vPro(1.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で2.8GHz)、Core i5-3317U(1.7GHz、Turbo Boost Technology有効時で2.6GHz)を搭載する。

 Core i5-3427U vPro搭載構成はIntel QM77 Expressチップセットを搭載してvProテクノロジーに対応する。Core i7-3517U搭載構成とCore i5-3317U搭載構成はIntel HM76 Expressチップセットを採用しvProテクノロジーには対応しない。ただし、Core i7-3517U搭載構成とCore i5-3427U vPro搭載構成はTPMを実装する。また、OSもWindows 8 Proを導入する(Core i5-3317U搭載構成のOSは、Windows 8)。なお、Core i5-3427U vPro搭載構成とCore i5-3317U搭載構成はMicrosoft Office Home & Business 2010が付属する構成も用意する(Core i7-3517U搭載モデルはMicrosoft Office付属構成は用意しない)。

バッテリーは2ユニット搭載。ホットスワップで交換も可能

 Let'snote AX2はバッテリーを2基搭載する。1基は本体に内蔵して外部に取り出すことができず、もう1基は取り外し可能なパック式になっている。2基搭載した状態でバッテリー駆動時間は、公称値でCore i7搭載構成が約9時間、Core i5搭載構成で約9.5時間になる。なお、店頭モデルは取り外しできるバッテリーが標準構成で2個付属するほか、Core i7-3517U搭載構成とCore i5-3427U vPro搭載構成にはUSB 3.0接続のバッテリーチャージャーが付属する。取り外し式のバッテリーはホットスワップで交換可能(取り外した状態では本体内蔵バッテリーで駆動する)なので、チャージャーで充電したバッテリーを交換できる限り、バッテリーで動作し続けることも可能だ。

マイレッツ倶楽部モデルはXi対応構成も

 Web販売限定のマイレッツ倶楽部モデルは、標準カスタマイズモデルとプレミアムモデルを用意する。標準カスタマイズでは、Core i7-3667U vPro(2.0GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)とIntel QM77 Expressチップセットを搭載し、システムメモリ容量は8Gバイトになる。データストレージデバイスと本体サイズに重さ、本体搭載インタフェースと利用できる無線接続は店頭モデルと共通する。

 プレミアムモデルでは、CPUとチップセット、システムメモリ容量は標準カスタマイズモデルと共通だが、データストレージは容量256GバイトのSSDになり、無線接続では、LTEに対応するNTTドコモのXiデータ通信サービスも利用可能になる。Xiデータ通信サービス対応構成は重さが約1.155キロと15グラム重くなる。

 なお、マイレッツ倶楽部では、標準導入のOSは64ビット版 Windows 8 Proだが、Windows 7へのダウングレードにも対応する。

 マイレッツ倶楽部の本体カラーは、「シルバー」と「ジェットブラック」から選択できるほか、天板では、ジェットブラックとシルバーに加えて「エナジーレッド」「フラッシュピンク」を用意する。また、プレミアムモデルでは「サンダーブルー」も選択できる。

 Let'snote AX2の出荷開始は、店頭モデルがCore i5搭載構成で10月26日、Core i7搭載構成で11月になる予定だ。マイレッツ倶楽部は10月31日から出荷を始める。店頭モデルの実売予想価格は、16万円〜22万5000円前後となる見込みだ。

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