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» 2012年10月01日 12時11分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「これは本当に簡単」――気合いが伝わるShuttle入魂のNASキットが登場 (1/4)

先週アキバに登場した新製品で注目度ナンバーワンは、ShuttleのNASキット「OMNINAS」だ。店員さんから漏れ伝わる開発エピソードの豊富さから、メーカーの気合いがうかがいしれる。

[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「うちの受付の子も設定できたんですよ、と」――エピソード多彩なNASキット

og_akiba_001.jpg ソフマップ秋葉原本館に置かれていた「OMNINAS KD20」の展示機

 先週は複数のショップで、Shuttle製NASキット「OMNINAS KD20」が話題の中心になっていた。価格は1万6000円弱。街全体の在庫は潤沢で、展示機を用意するショップが多い。

 OMNINAS KD20は、同社初のNASキットで、3.5インチHDDに対応したホットスワップベイを2基備える。それぞれ最大4Tバイトまで搭載可能で、2台のHDDによりRAID 0/1/JBODが構築できる。インタフェースはギガビットLANポートのほか、USB 3.0と2基のUSB 2.0、SDメモリーカードスロットを用意。対応OSはWindows 7/Vista/XPと、Mac OS X 10.4以降、Linux kernel 2.6.x以降だが、専用アプリ「OMNINAS」を別途ダウンロードすれば、iPhoneやiPad、Android端末とも連携可能だ。DLNAは1.5までサポートする。サイズは95(幅)×220(奥行き)×170(高さ)ミリで、2台用の外付けHDDケースと同程度の大きさだ。

 入荷したパソコンハウス東映は「ちょうどいい大きさと機能、すっきりしたデザインに加え、一番の特徴はとにかく簡単に設定できることです。細かい設定項目を省いて、扱いやすさを最優先に設計しているんですよ」と語る。

 それを物語るエピソードは複数のショップで耳にした。ソフマップ秋葉原本館は「展示機を持ってきたメーカーの人が『うちの受付の子でも、設定できたんです』とアピールしてきました」と話す。TSUKUMO eX.も「この簡単さを武器に一気に市民権を得るべく、今回はコマーシャル価格らしいですよ。担当さんもかなり気合い入っていましたね」とコメント。先のパソコンハウス東映は「スマホ時代に適したとにかく簡単なNASということで、構想はずっと前から持っていて、これを作るためにスタッフをそろえたみたいですよ」とも教えてくれた。

 多彩なエピソードを伝える店員各氏の口調も肯定的だ。ツートップ秋葉原本店は「ウチは一旦NASの取り扱いを抑えめにしたところがあるんですが、クラウドが一般化しているいまはNASの潜在需要は結構あると思うんですよね。だから、こういうツボを押さえた製品は大歓迎です。これがヒットすれば、また再び売り場を広げられるでしょう」と意気込む。

 そして、売れ行きも上々のようだ。発売した日に初回入荷分を売り切ったTSUKUMO eX.は「USBホスト機能からプリンタサーバーにもなりますし、シンプル機能でも使い道は広いですから、安さも相まってちょっと買ってみようと思ってくれる人が多いみたいです。好調ですね」と喜んでいた。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg パッケージに張られたシール。「驚くほど簡単に使える」との文字が見える(写真=左)。フロントからHDDベイを取り外したところ。ボタン1つでHDDを着脱できる(写真=中央)背面にはUSB 2.0ポートとLAN端子がある(写真=右)

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