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» 2013年03月06日 19時14分 UPDATE

CeBIT 2013:Acerの“150ドル“タブレット「ICONIA B1」を触ってみた

2013 CESに合わせて発表した7型タブレットデバイスは、“子供に買い与えて親の株を上げる”ために企画したという。そんなうまい話があるのか実機を確かめてみた。

[長浜和也,ITmedia]

まさに“玩具”な7型タブレットデバイス

 Acerは、CeBIT 2013開催初日の3月5日(現地時間)に、関係者向けのプレゼンテーションを行った。これはCeBITで恒例のイベントで、欧州向けの事業戦略に加えてAcerがその年の前半に予定している製品投入計画を紹介し、その中で、未発表の製品を公開してきた。

 しかし、CeBIT 2013では、業績紹介や事業戦略、そして、製品投入の予定といった説明はなく、すでに公開している製品を並べて、来場した関係者に個別に紹介するといった形式だった。製品も未発表の参考展示はなく、1月の2013 International CESに合わせて発表(ただし、製品の出荷については未定のものが多く、日本市場で投入するか否かも明らかになっていない)したものがすべてだ。

 そのなかで、7型ワイド液晶ディスプレイを搭載した150ドルタブレットデバイスとして登場したICONIA B1-A71は、発表したばかりの16Gバイトモデルの実機を展示していた。ICONIA B1-A71は、欧州市場ではすでに出荷が始まっているが、日本では国内出荷が確定していないこともあって、実機に関する情報がまだそれほど出ていない。ここでは、展示機材の外観やボディの質感、つくりなどを中心に報告する。

kn_cebiticnb1_01.jpgkn_cebiticnb1_02.jpg 7型ワイド液晶ディスプレイを搭載する150ドルタブレットデバイスの「ICONIA B1-A71」(写真=左)。この手のタブレットデバイスには珍しく、背面はフラットではなく凹凸のあるパネルを用いている。これは、子供が使うことを想定している本体で強度を確保するための工夫だ(写真=右)

 ICONIA B1-A71の本体サイズは、197.4(幅)×128.5(奥行き)×11.3(厚さ)ミリで、重さは約320グラムになる。バッテリー容量は2710ミリアンペアアワーという。CPUはMediatekのデュアルコア「MTK 8317T」(1.2GHz)で、OSは、“Jelly Bean”世代のAndroid 4.1.2だ。ディスプレイは7型ワイド液晶ディスプレイで解像度は1024×600ドットと、Nexus 7よりは低い。5点同時に対応したタッチパネルを内蔵する。

 本体にはインタフェースとしてmicro USBとmicro SDカードスロット(最大容量は32Gバイト)を搭載するほか、フロントに有効30万画素のカメラを内蔵する。リアカメラは用意しない。無線接続ではIEEE 802.11 b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0を利用できる。また、内蔵センサーとしてGPSを用意している。

 ボディの質感は明らかに樹脂製と分かるパネルを採用し、側面には鮮やかなブルーのラインを施している。その見た目は「玩具」と思えてしまうが、もともと、ICONIA B1シリーズは、家族、特に子供に“買い与える”タブレットデバイスとして企画開発したモデルなので、玩具のように見えるのは間違いではない。

kn_cebiticnb1_03.jpgkn_cebiticnb1_04.jpg 長辺方向の左右側面

kn_cebiticnb1_05.jpgkn_cebiticnb1_06.jpg 短辺方向の側面

 本体の重さは320グラムと、7型ワイドディスプレイを搭載するタブレットデバイスとしては特に軽いものではないが、ブラスチックの質感のせいか、手に持ってNexus 7と比べると、「お? なんだ? 300グラム切っているんじゃないか?」と勘違いするぐらいに軽く感じてしまう。

 欧州市場における実売予想価格は、16Gバイトモデルで139ユーロ、8Gバイトモデルで119ユーロとみられる。日本市場に置き換えると16Gバイトモデルで1万5000円前後となるだろうか。解像度が1024×600ドットであることと「玩具」のような外観と質感を許容できれば、microSDカードスロットを搭載するだけに低価格モデルでも十分に購入候補となるだろう。日本市場への投入を期待したいモデルだ。

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