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» 2013年06月03日 11時30分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:アキバで聞いた「第4世代Coreプロセッサー」の評判 (1/4)

インテルの次世代CPUと、対応するLGA 1150マザーが一斉に登場した。リテールボックスのCPUは上から下まで潤沢に出回っている。

[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「SとTへの注目度が増しているのを感じますね」

og_akibar_001.jpg 新パッケージを採用したインテルの第4世代Coreシリーズ

 6月2日、“Haswell”ことインテルの新CPU「第4世代Core」シリーズが発売された。出回っているのはリテール品8モデルとバルク品6モデル。うちCore i7が5種類、i5が9種類だ。2万円前後から4万円弱の間で販売されている。

 旧世代のIvy Bridgeからグラフィックスが強化され、上位モデルは「Iris」というブランドのGPUを内蔵するようになった。消費電力が大幅に改善されているのも特徴だ。Turbo Boostにより自動クロックアップする機能やDDR3メモリに対応する点は同じ。ソケット形状は旧世代と互換性のないLGA 1150に変更されている。

 各モデルの仕様は以下のとおりだ。

モデル名 コア/スレッド 標準クロック TB最大 GPU(Iris) TDP 価格帯
Core i7-4770K 4コア/8スレッド 3.5GHz 3.9GHz HD4600 1.25GHz 84ワット 3万8-9000円前後
Core i7-4770 4コア/8スレッド 3.4GHz 3.9GHz HD4600 1.25GHz 84ワット 3万4-5000円前後
Core i7-4770S 4コア/8スレッド 3.1GHz 3.9GHz HD4600 1.25GHz 65ワット 3万3-4000円前後
Core i7-4770T 4コア/8スレッド 2.5GHz 3.7GHz HD4600 1.25GHz 45ワット 3万4-5000円前後※バルク品のみ
Core i7-4765T 4コア/8スレッド 2.0GHz 3.0GHz HD4600 1.25GHz 35ワット 3万4-5000円前後※バルク品のみ
Core i5-4670K 4コア/4スレッド 3.5GHz 3.8GHz HD4600 1.20GHz 84ワット 2万6-7000円前後
Core i5-4670 4コア/4スレッド 3.4GHz 3.8GHz HD4600 1.20GHz 84ワット 2万4-5000円前後
Core i5-4670S 4コア/4スレッド 3.1GHz 3.8GHz HD4600 1.20GHz 65ワット 2万4-5000円前後※バルク品のみ
Core i5-4670T 4コア/4スレッド 2.3GHz 3.3GHz HD4600 1.20GHz 45ワット 2万4-5000円前後
Core i5-4570 4コア/4スレッド 3.2GHz 3.6GHz HD4600 1.15GHz 84ワット 2万2000円前後
Core i5-4570S 4コア/4スレッド 2.9GHz 3.6GHz HD4600 1.15GHz 65ワット 2万1000円強
Core i5-4570T 2コア/4スレッド 2.9GHz 3.6GHz HD4600 1.15GHz 35ワット 2万2000円前後※バルク品のみ
Core i5-4430 4コア/4スレッド 3.0GHz 3.2GHz HD4600 1.10GHz 84ワット 2万円強
Core i5-4430S 4コア/4スレッド 2.7GHz 3.2GHz HD4600 1.10GHz 65ワット 2万円前後※バルク品のみ

 14モデルのうち、初回に売れ筋として挙げられることが多かったのは、Core i7のリーテルモデル「i7-4770K/4770/4700S」と、Core i5の最上位「i5-4670K」、その低消費電力版「i5-4670」だ。

 BUY MORE秋葉原本店は「基本はIvy Bridgeの売れ方を踏襲することになるでしょう。クロック倍率が変えられるKシリーズがけん引して、低消費電力志向のニーズはSシリーズが中心となって満たすという感じ」と語る。その一方で「SやTの注目度はグッと高くなっていると思います」とのコメントも聞く。

 第4世代Coreプロセッサー全体の評判はどうだろうか。これに対して、多くのショップが「初回の動きは予想どおり」と話している。

 ソフマップ秋葉原リユース総合館は「CPU性能自体はIvy Bridgeからそこまで大幅には進化していないので、初回に飛びついて買うという人は少なめかもしれません。ただ、GPU性能の底上げや消費電力が下がったことによるシステム全体の安定性の向上など、さまざまな部分がよくなっています。グラフィックスカードなしの構成でよりよいパフォーマンスを求めたり、小型マシンに従来より上のモデルを積んだりと、自作の幅を広げるCPUなのは確実です。これまでより裾野を広げる売れ方をしそうですね」と話す。

 なお、Coreシリーズのほかに、Haswell世代のXeon E3シリーズも同時に登場している。

og_akibar_002.jpgog_akibar_003.jpgog_akibar_004.jpg 深夜販売時のZOA秋葉原本店のCPU価格表(写真=左)。BUY MORE秋葉原本店の価格表(写真=中央)。Xeon E3シリーズも同時に発売されている(写真=右)

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