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» 2013年08月07日 11時47分 UPDATE

抜群のコスパは健在か?:2万円切りの10.1型Androidタブレット「Diginnos Tablet DG-Q10S」をチェック (1/2)

低価格Androidタブレットとして話題を呼んだ「DOSPARA TABLET」の後継として、10型クラスの「Diginnos Tablet DG-Q10S」が登場。確かに安いけど、性能は?

[ITmedia]

低価格タブレットを引き継ぐ10.1型モデル

2万円切りの10.1型Androidタブレット「Diginnos Tablet DG-Q10S」

 サードウェーブデジノスが発売したAndroidタブレット「Diginnos Tablet DG-Q10S」は、「DOSPARA TABLET」の後継機として新たに加わった10.1型モデルだ。同社によれば、1万円を切るコストパフォーマンスの高さで話題を集めたDOSPARA TABLETの発売当初から10.1型サイズへの要望が非常に多かったとしており、今回は既存の画面サイズを引き継ぐ「DG-D07S」と、10.1型のDG-Q10Sという2モデルの製品ラインアップを展開している。7型のDG-D07Sは別にレビューを掲載しているので、ここではDG-Q10Sを紹介する。

 Diginnos Tabletの特徴は何と言っても安価な価格設定だ。DG-D07Sは1万2980円、DG-Q10Sは1万9980円と、DOSPARA TABLETほどのインパクトはなくなったものの、それぞれ同じ画面サイズの製品と比べると十分に安い。例えば、10型Androidタブレットの代表機種として「Nexus 10」や、「Xperia Tablet Z」がすぐに思い浮かぶが、これらは高画素ディスプレイかつ高機能なため価格も順に3万6800円、6万円前後と高め。一方、1280×800ドット表示の液晶を搭載する低価格帯には、オンキヨーの「TA2C-A41R3S」などもあるが、こちらも直販価格で2万4800円とDG-Q10Sには及ばない。2万円を切る10.1型Android端末として、性能や使い勝手が気になるところだ。それでは早速見ていこう。

マットな質感のシルバーボディ

 DG-Q10Sの外観は、背面をつや消しのシルバーで塗装したシンプルなデザインだ。ブラックボディにアルミヘアラインを施した7型のDG-D07Sとはかなり印象が異なり、シリーズとしてのデザインは統一されていない。ボディのエッジも曲線で処理されており、ポリッシュ加工のDG-D07Sとは趣が異なる。高級感があるとは言いがたいが、背面はマットな質感で手で持ったときの手触りは悪くない。

 横位置で見たときのボディサイズは、263(幅)×176(高さ)×8.5(厚さ)ミリ、重量は約544グラムだ。下に掲載した表を見れば分かるように、薄型軽量がウリのXperia Tablet Zには及ばないものの、10型クラスのタブレット全体でみれば十分に薄く、重量も約544グラムに収まっている。ちなみに重量の実測値は545グラムとほぼスペック通りの値だった。

つや消しシルバーの外装。背面側に200万画素のWebカメラを内蔵する。エッジに向かって側面がカーブするデザインだ(写真=左)。同じDiginnos Tabletシリーズでも、側面を面取りして磨いたDG-D07S(左)とはデザインがまったく異なる(写真=右)

型番 DG-Q10S Xperia Tablet Z Nexus 10 ARROWS Tab Wi-Fi FAR70B TA2C-A41R3
本体サイズ(幅×高さ×厚さ) 263×176×8.5ミリ 266×172×6.9〜7.2ミリ 263.9×177.6×8.9ミリ 259×169×9.9ミリ 175×256×10.5ミリ
重量 約544グラム 約495グラム 約603グラム 約589グラム 約610グラム
液晶ディスプレイ 10.1型 10.1型 10.55型 10.1型 10.1型
画面解像度 1280×800ドット 1920×1200ドット 2560×1600ドット 1920×1200ドット 1280×800ドット
価格 1万9980円 6万円前後 3万6800円 7万円前後 2万4800円

 液晶ディスプレイは、10点マルチタッチ対応の10.1型(1280×800ドット)でパネルの駆動方式は非公開。映り込みは激しいが、目視の印象では視野角は広めだ。ただ、DG-D07Sと比べると輝度が低く画素密度も低いため、写真を表示した状態でDG-D07Sと並べるとやや見劣りする。また、目を近づけてよく見ると、パネルの表面に(横位置で縦方向に)縞が見えるのが気になった(ちなみに標準の壁紙がストライプ模様になっていたため、しばらく気付かなかった)。評価機特有の問題とも思えるが、念のため店頭などで実機を確認してほしい。

ディスプレイの解像度は1280×800ドットと、低価格な10.1型タブレットでは標準的な仕様。輝度を最大にすれば十分に明るいが、DG-D07Sと比べると暗い印象を受ける

 液晶上部には30万画素のインカメラを内蔵。インタフェースは、インカメラを上に見て右側面にまとめられており、上からホームボタン、ヘッドフォン、microSD(SDHC対応)、MicroUSB、miniHDMI、電源入力、電源ボタンが並ぶ。また、モノラル仕様のスピーカーが電源ボタンの下にある。このほか、無線機能としてIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth V4.0を備える。なかなか充実した構成で、DOSPARA TABLET同様、microSDを備えているのは使い勝手がよく、miniHDMI経由でリビングのテレビに出力し、複数人で映像を楽しむといった使い方もできる。ただ、個人的にはホームボタンより音量調整ボタンを用意して欲しかった。

 バッテリー容量は6000ミリアンペアアワー。動画再生時の連続駆動時間は約7時間をうたう。低価格タブレットしてはまずまずの長さだろう(Web閲覧を想定した実測値は後述)。付属のACアダプタは出力仕様が5ボルト/2500ミリアンペア。ACアダプタのサイズは実測値で約29(幅)×51(奥行き)×70(高さ)ミリ、プラグの突起も入れると奥行きが67ミリになる。重量は実測で113グラムだ。比較的小型だが、プラグを収納できないため、コンセントの形によっては干渉することがあるかもしれない。

本体上面/下面

本体左側面/右側面

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