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EIZO、手書きソフト付きのタッチ液晶2機種――23型フルHD/17型SXGA

» 2014年04月08日 16時32分 公開
[ITmedia]
左が「FlexScan T2381W-PP」、右が「FlexScan T1781-PP」

 EIZOは4月8日、手書きソフトウェア「PenPlusプロ for EIZO」とタッチペンが付属したタッチパネル付きの液晶ディスプレイ2機種を発表した。23型ワイドモデル「FlexScan T2381W-PP」と17型スクエアモデル「FlexScan T1781-PP」を2014年4月15日に発売する。価格はオープン、EIZOダイレクトの直販価格はT2381W-PPが10万9800円(税込)、T1781-PPが11万9800円(税込)だ。カラーはブラック、セレーングレイの2色を用意する。

 いずれも投影型静電容量方式で5点マルチタッチ対応のタッチパネルを採用(Windows XPはシングルタッチのみ)。画面の額縁に段差がないフルフラットデザインにより、Windows 8のエッジスワイプ操作に配慮している。対応OSはWindows XP/7/8/8.1だ。

 PenPlusプロ for EIZOは、プラスソフトの手書きソフトウェア「PenPlusプロ」に、EIZO独自の機能を追加したもの。表示画面を擬似的に分割してウィンドウを整列できる機能や、手書き入力が可能な範囲を制限できる機能が利用できる。EIZOのタッチパネル液晶ディスプレイと組み合わせて使うことで、PCのデスクトップやWebブラウザ上への手書き入力が可能だ。入力した内容をキャプチャ保存し、Officeアプリに貼り付けるといった操作にも対応する。

 文教分野やビジネスプレゼンテーション、校正、クリッピング、資料作成などを想定しており、特に文教分野ではディスプレイの操作画面をミラーリング表示することで、低コストで既設の大型テレビやプロジェクターを電子黒板として利用できるとしている。

 液晶ディスプレイはIPSパネル(ノングレア)を採用し、表面は硬度5Hのガラス構造。最大表示色は約1677万色(10ビットLUT)だ。5種類の表示モード(User1、User2、sRGB、Paper、Movie)、DisplayPort、DVI-D、D-Subと3系統の映像入力、2系統のUSBハブ機能、ステレオスピーカー(1ワット+1ワット)とヘッドフォン出力、15〜70度にチルト角度を無段階調整できるスタンドを備えている。

 T2381W-PPは1920×1080ドット表示の23型ワイド液晶ディスプレイ。輝度は260カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1、応答速度は6ms(中間階調域)、視野角は上下/左右で各178度だ。本体サイズは556.7(幅)×89〜401.3(奥行き)×143.9〜360.7(高さ)ミリ、重量は約6.6キロ。

FlexScan T2381W-PP

 T1781-PPは1280×1024ドット表示の17型スクエア液晶ディスプレイ。輝度は350カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1、応答速度は22ms(黒→白→黒)、視野角は上下/左右で各178度だ。本体サイズは392(幅)×89〜400.5(奥行き)×142.5〜356(高さ)ミリ、重量は約4.8キロ。

FlexScan T1781-PP

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