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» 2014年05月20日 13時42分 UPDATE

FDやテープを使っている企業向け:ハギワラソリューションズ、強度なセキュリティ対策を実現したデータ交換用メディア

銀行と企業の間では、いまだにフロッピーディスク(FD)や磁気テープを利用してデータを交換することがある。ハギワラソリューションズはFDや磁気テープに代わるデータ交換用メディアを開発した。

[ITmedia]
hs_Hagiwara_NFD.jpg ハギワラソリューションズが開発したデータ交換用メディア「New Flexible Device」(NFD)。写真はメディアで、コンピュータにUSBで接続したリーダー/ライターに挿して使用する

 ハギワラソリューションズは5月20日、新しい種類の記録メディア「New Flexible Device」(NFD)を開発したと発表した。2014年秋から出荷開始の予定。記録容量、価格は現在検討中であり、はっきりとは決まっていないが、記録容量は少なくとも1Gバイトとする予定。価格はメディアが5000円(税別、以下同様)程度、データリーダー/ライターが1万円程度、メディア2枚とリーダー/ライターのセットが2万円程度を予定している。

 NFDはFDや磁気テープを使ってデータ交換している企業向けの新しいメディア。FDや磁気テープはメディアやドライブの入手がどんどん困難になってきているという問題がある。

 その代わりとしてVPNを通したデータ送信サービス、CD/DVDメディア、USBメモリと言ったメディアを利用する動きもあるが、それぞれに問題がある。

 VPNは、導入コストやランニングコストが大き過ぎる。CD/DVDメディアは、多様な規格が存在しておりフォーマットの統一が難しく、破損する可能性も低いとは言えない。USBメモリは小さいため紛失しやすく、ラベルを貼りにくいため管理が面倒という問題がそれぞれある。

 ハギワラソリューションズが開発したNFDは以上の問題を解決すべく登場したメディアだ。大きさは3.5インチFDと同等で、USBメモリのように小さ過ぎるということはない。中身はUSBメモリのようにフラッシュメモリだが、信頼性の高さから産業機器に使うことが多いSLC(Single Level Cell)フラッシュを利用している。

 セキュリティ対策機能も充実している。専用ソフトウェアでフォーマットし、そのソフトを通してのみ読み書きを可能にすることで、第三者による改ざんを防止している。さらに、読み書きの際にパスワードを要求するようにもできる。書き込みできるファイルの種類を制限することもでき、必要なデータ以外は書き込めないようになっている。ウイルスが入り込む可能性も低い。

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