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» 2015年07月05日 06時00分 UPDATE

「Surface 3」の気になるトコロ(5):Atom x7はゲームで“熱く”なる?――「Surface 3(4G LTE)」の3D描画性能と発熱をチェック (1/2)

小型軽量で4G LTE対応の「Surface 3」を大画面の携帯ゲーム機として活用できないだろうか。今回はさまざまなPCゲームのベンチマークテストを行い、3D描画性能や本体の発熱について検証した。

[山口恵祐(撮影:矢野渉),ITmedia]

PCゲームのベンチマークテスト8種類を試す

 本連載の第2回でお伝えしたように、3DMarkのベンチマークテスト結果から、「Surface 3」に採用されたAtom x7-Z8700(開発コード名:Cherry Trail)は、前世代モデルのAtom Z3745(開発コード名:Bay Trail)から3D描写性能が約2倍にアップしている。

 となると「ゲームも結構いけちゃうのでは?」と淡い期待を持ってしまうもの。もしSurface 3で3Dゲームがそれなりに動くなら、気軽に持ち運べるゲームマシンとしても活躍するのではないだろうか。

Surface 3本体 Surface 3は実測で639グラム。手に持ってもだいぶ負担になりにくくなった

 まずはSurface 3でPCゲームの各種ベンチマークソフトを動かしてみた。用意したのは「FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」「FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク」「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」「モンスターハンターフロンティア ベンチマーク【大討伐】」「討鬼伝 極 ベンチマーク」「バイオハザード6 ベンチマークソフト」「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版」「ストリートファイターIV ベンチマーク」の8種類だ。

 いずれもグラフィックス設定は可能な限り最低を選択。それぞれのベンチマークテストは連続で行うのではなく、毎回Surface 3本体がクールダウンしてから実施した。

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク

 グラフィックス設定は標準品質(ノートPC)で、解像度は1280×720ピクセルのフルスクリーン表示とした。スコアは1331(設定変更が必要)だった。

FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク

 グラフィックス設定は標準品質(ノートPC)で、解像度は1280×720ピクセルのフルスクリーン表示とした。スコアは2282(普通)だった。

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト ver1.10

 グラフィックス設定は低品質、解像度は1280×720ピクセルでフルスクリーン表示とした。スコアは3991、評価は「普通」となった。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト ver1.10 ドラゴンクエストX ベンチマークソフト ver1.10

モンスターハンターフロンティア ベンチマーク【大討伐】 ver3.01

 解像度は1280×800ピクセルで(グラフィックス設定項目なし)、スコアは1298となった。一見スムーズに動作するが、描写が重くなると動作は厳しくなる。

モンスターハンターフロンティア ベンチマーク【大討伐】 ver3.01 モンスターハンターフロンティア ベンチマーク【大討伐】 ver3.01

討鬼伝 極 ベンチマーク

 解像度は1920×1080ピクセルでフルスクリーン表示、グラフィックス設定はすべて低とした。平均フレームレートは7.6となり描写はスローでカクカク。ゲームをプレイするにはちょっと荷が重すぎる。

討鬼伝 極 ベンチマーク 討鬼伝 極 ベンチマーク

バイオハザード6 ベンチマークソフト

 グラフィックス設定はアンチエイリアスオフ、モーションブラーオフ、影品質低、テクスチャ品質低、画面クオリティ低で、解像度は1280×800ピクセルとした。FPSは7〜8で推移し、スコアは844、ランクはDという結果に。描写は常にカクカクでプレイどころではない。こちらも少しむちゃしすぎた結果に。

バイオハザード6 ベンチマークソフト バイオハザード6 ベンチマークソフト

ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver2.0

 グラフィックス設定は簡易描画設定を最低のレベル1、解像度は1280×720ピクセルでフルスクリーン表示とした。低めの設定が効いたのか、ゲーム映像のグラフィックスはチープながらも動作はスムーズ、ゲームを最低限プレイする程度の動作は確保できた。

ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver2.0 ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver2.0

ストリートファイターIV ベンチマーク

 グラフィックス設定は背景の品質のみ高、ほかはすべて低、ディスプレイの垂直同期はオフ、解像度は1280×720ピクセルでフルスクリーン表示とした。結果は平均45.52FPS、スコアは9575でランクは「C」(プレイできる環境)となった。

ストリートファイターIV ベンチマーク ストリートファイターIV ベンチマーク

やはり3Dゲームのプレイは荷が重い

 以上の結果から、Atom x7で3D描写性能が前世代から約2倍に向上したとはいえ、Surface 3で3Dゲームをプレイするのは非常に厳しいという結果となった。環境設定でグラフィックスを最低にしたということもあり、スコアがよかったゲームタイトルもいくつかあったが、あくまでベンチマークテストスコアのため、実プレイでは快適に遊べるとは限らない。ゲームをプレイする目的で購入を検討する機種ではないことは明らかだ。

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