日本マイクロソフトは、12型タブレットPC「Surface Pro 3」のWindows 10搭載モデルを8月28日に発売する。
特徴としては、Windows 10の搭載により「Continuum」機能が利用可能になる。タイプカバー装着時には、キーボードとマウス操作に最適な「デスクトップモード」に、タイプカバーを取り外せば、タッチ操作に最適な「タブレットモード」にユーザーインタフェースが切り替わり、アプリなどの表示も最適化される。
また、Windows 10の新ブラウザ「Microsoft Edge」はページに手書きメモを追加できる機能があるが、Surface Pro 3はタッチ操作やSurfaceペンで直感的な書き込みが可能だ。
2160×1440ピクセル表示の12型ディスプレイ、第4世代Core(i3/i5/i7)プロセッサ、4G/8Gバイトメモリ、64G/128G/256G/512Gバイトストレージ、厚さ9.1ミリ、重さ800グラムのボディ、最大約9時間のバッテリー駆動時間など、それ以外のスペックに変更はない。
現行のWindows 8.1搭載モデルは在庫限りで販売終了となる。
また同社は、Surface Pro 3本体購入者にタイプカバー(税別15680円相当)をプレゼントする期間限定キャンーペーンも開始した。実施期間は2015年8月21日から10月4日まで。現行のWindows 8.1モデルでも、新たに発売するWindows 10モデルでも対応となる。
またCore i7モデルの購入者には、「Mini DisplayPort − VGA」アダプタ、「Mini DisplayPort − HD AV」アダプタ、「Ethernet」アダプタの中からいずれか1つをプレゼントする。
さらに、Windows 8.1モデルを購入する場合、Core i3/i5モデルが通常価格より5000円オフに、Core i7モデルが1万円オフになるキャンペーンも台数限定で実施する。
なお、既存のSurface Pro 3はWindows 10無料アップグレードの対象となっており、ユーザー自身でWindows 10に更新可能だ。
既に国外ではSurface Pro 3だけでなく、Surface 3もWindows 10搭載モデルが販売中だが、今回国内発表されたのはSurface Pro 3のWindows 10搭載モデルのみで、Surface 3の対応は未定という。
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