翌朝、あいにくの雨模様ながらヤクルトスワローズのマスコットキャラ「つば九郎」がグラウンドに登場。前日に参加者が作った新聞の印刷したものを配って回った。さすがは人気キャラ、注目度は抜群だ。
ちなみに、前日夜に参加者らが作成し、翌日配布された新聞は、球場内に設置された事務所内でスタッフが夜を徹して微調整や印刷を行ったとのこと。新聞のテンプレートは日本マイクロソフトのOfficeチーム、プリンタはブラザー、配られたタブレットで使われていたSIMカードはBIGLOBEが協力するなど、さまざまな企業の協力があってこの企画が実現したという。
NECパーソナルコンピュータ、レノボ・ジャパン広報の鈴木正義氏はイベントについて次のように語る。「こういった楽しい活動を通じながら、子供たちにPCやタブレットの便利さを知ってほしい。数年にわたり活動を続けているが、以前に比べて子供たちがタブレットの扱いに慣れてきたなという印象。使い方の説明する前に、既に使いこなしている子も多い。実際にユーザーが使っている姿を見るのもメーカーとしては勉強になる。今後も野球に限らずとも楽しい活動を続けていきたい」(鈴木氏)
スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスが成熟期に入り、コモディティ化が進む中、リアルな体験によって製品の魅力を伝えていくことは、今後もユーザー獲得を目指す上で重要な鍵となりそうだ。
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