PC USER Pro

Office 365+OneDriveの画像内テキスト検索を試してみた鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2018年02月21日 15時00分 公開
前のページへ 1|2       

画像内テキスト検索で情報整理がもっと手軽に

 実際の活用場面はいろいろ思い付く。単純に写真をどんどんアップロードして写真整理に役立てるのも手だが、画像内のテキスト検索機能によって応用範囲がさらに広がるはずだ。

 例えば、ビジネスシーンで名刺やホワイトボードの板書、講演のスライドなどをひたすら撮影し、OneDriveにアップロードしておけば、後から画像内テキスト検索を用いたキーワードでいつでも画像をまとめて呼び出せる。

 前述した複数条件による画像の自動分類機能と組み合わせれば、時系列で同じイベントで会った人物の再抽出や、関連する講演資料を一気に取り出せるわけで、整理分類の手間が省ける。

 名刺や領収書、ホワイトボード、スライドなどを撮影してOneDriveにアップロードする場合、単純にスマートフォンやタブレットの標準カメラアプリを使ってもいいのだが、Microsoftの「Office Lens」アプリを使うのも手だ。

 Office Lensアプリでは、こうした被写体がカメラのフレーム内にさえ入っていれば、どの角度で撮影した写真も自動的に「枠」を抽出して長方形の画像に成形してくれるため、後々の視認性が高い。

Office Lens Microsoftストアの「Office Lens」紹介。まずはOffice Lensアプリを使ってホワイトボードを撮影
Office Lens すると自動的に「枠」を抽出して長方形の画像に成形してくれる

 興味を持った方は、実際にOneDriveにさまざまな写真をアップロードして画像内テキスト検索の精度を確かめてみてはいかがだろうか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー