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» 2018年07月28日 07時30分 公開

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:Windows 10次期大型アップデート「RS5」はどうなる? 開発中盤のまとめ (1/3)

2018年秋に一般公開される予定のWindows 10次期大型アップデート。開発コード名で「Redstone 5(RS5)」と呼ばれるこのアップデートでは何が変わるのだろうか。プレビュー版における開発中盤までの更新状況をまとめる。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 Windows 10は1年に2回、春と秋に大型アップデートを行う開発サイクルになっている。現行バージョンは2018年4月末にリリースされた「April 2018 Update(1803)」で、開発中に「Redstone 4(RS4)」と呼ばれていたものだ。

Windows 10 RS4 2018年4月末に一般公開された「Windows 10 April 2018 Update」(写真はWindows公式ブログの発表より)

 次期大型アップデートは「Redstone 5(RS5)」と呼ばれており、2018年秋(10月ごろ)の一般公開に向けて開発が進んでいる。開発は後半戦に入ってきた段階だ。その進捗は、Microsoftのユーザー参加型開発プログラム「Windows Insider Program」で配信されるプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」の更新状況から知ることができる。

 当初は筆者が「目立った変更点が少ない」と表現したRS5相当のプレビュー版だが、地味な部分が中心ではあるものの、改良が続けられている。ここではWindows 10 Insider PreviewでRS5相当バージョン(ビルドと呼ぶ)の開発がどのように進んできているのか、April 2018 Updateの一般公開後から直近の7月25日まで、つまり開発中盤時点でのアップデート履歴をまとめた。

 Windows 10 Insider Previewでは不具合の修正も多いが、不具合の修正や既知の問題については省いている。

Build 17661(5月3日)

  • 「Windows Ink Workspace」の「Screen Sketch(画面スケッチ)」をアプリ化(Microsoftストアで更新可)
  • Screen Sketch呼び出し方法の改良(「Windows」+「Shift」+「S」でツールバー呼び出し→矩形、フリーハンド、画面全体のキャプチャーが可能)
  • Fast Ring以降のユーザーに「Sets」(アプリとブラウザのタブを1つのウィンドウに集約)機能復活
  • 「Windows Defender Security Center」の名称が「Windows Security」に
  • フルスクリーンゲームで「Focus assist」の機能が自動オンに
  • 「サウンド」設定に「デバイスのプロパティ」を統合
  • 絵文字、顔文字、記号入力パネルのIMEからの呼び出し
  • HEICでのメタデータ編集機能
Windows 10 RS5 これまで「Windows Ink」の一機能だった「Screen Sketch(画面スケッチ)」がアプリとして独立。「Windows」+「Shift」+「S」キーでツールバーが出現し、矩形、フリーハンド、画面全体などの方法で画面キャプチャーが行える
Windows 10 RS5 iPhoneやMacがいち早く対応した新しい画像ファイルフォーマットであるHEIFをWindows 10(RS5)でもサポート

Build 17666(5月9日)

  • Setsタイトルバーでの「Fluent Design」対応(半透明表示)
  • 「Alt」+「Tab」での切り替え項目に「Edge」のタブが出現
  • Setsでの新規ページ(アプリ)表示方法(タブか新規ウィンドウ)の切り替え機能
  • タブ単位での消音機能
  • 「クラウドクリップボード」と「クリップボード履歴」の導入
  • 「Notepad(メモ帳)」で「CRLF」以外の改行文字サポート
  • Notepadで「ハイライトした文字をBing検索」機能の導入
  • スタートメニューでの「検索プレビュー」導入
  • ファイルエクスプローラーに「Dark theme」導入
  • 「タイルフォルダ」に名称追加機能
  • 設定メニューでの「FAQ」機能追加
  • 「Your Phone」アプリの追加
Windows 10 RS5 「Sets」とは、さまざまなアプリとWebブラウザのタブが1つのウィンドウ内に混在し、相互に切り替えながら使えるという新しい仕組み。この画面では、メモ帳とEdgeブラウザのタブが1つのウィンドウ内に混在している。タイトルバーは「Fluent Design」に対応(半透明表示)した
Windows 10 RS5 クラウド(Microsoftアカウントなど)を介してクリップボードの内容をデバイス間で同期させられる「クラウドクリップボード」と、「クリップボード履歴」の機能を用意。「Windows」+「V」キーでクリップボード履歴にアクセスできる
Windows 10 RS5 ファイルエクスプローラーに「Dark theme」を導入

Build 17672(5月16日)

  • 「Windows Security Center(WSC)」においてアンチウイルスソフトウェアの保護プロセスモードでの実行が必須に
  • WSL(Windows Subsystem for Linux)有効時、「Shift」+右クリックのメニューでLinuxシェルにアクセス可能に
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