Echo Plusは前述のEcho Dotとは逆に小さくなったことが特徴だ。見た目だけであれば、Echo Plusの新モデルというよりも、Echoの新モデルではないかと思えるほどだ。
もともと従来のEcho Plusは、第1世代Echoのフォームファクターをそのまま流用しており、本体側面のスピーカー部は無数の穴が開いたデザイン、かつ音量の調整は上部のロータリーを回して調整するという、同じ円柱形でありながらEchoとは全く異なる仕様だった。
今回の新モデルでは音量調整が天板のボタンに統合され、EchoやEcho Dotと同じ配置に改められた他、背が低くコンパクトになったことで、印象がガラリと変わった。マイクの穴の数が、同時発売のEcho Dotでは4つなのに対して、本製品はEchoと同じく7つになっている。
上部がやや丸くなったフォルムは、同時発売のEcho Dotと同じ意匠で、今回モデルチェンジがなかったEchoよりも、一つ先の世代へと進化した印象だ。
電源はACアダプター駆動で、これは従来のモデルと同じ。同時発売のEcho Dotとは容量が異なっており、互換性はないようだ。
新機能として温度センサーを搭載しており、室内の温度を音声で教えてくれる他、室温が一定よりも低くなれば連携する家電をオンにするなどの定形アクションを作成できる。これについてはいずれ別記事で取り上げたい。
また背面のAUXポートは、従来は出力(他のスピーカーで再生)だけだったのが、新たに入力(外部音源から再生)にも対応できるようになった。またEcho Dotと同様、2台をまとめてステレオで使うための「ステレオペア/サブウーファー」という項目も追加されている。
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