ニュース
» 2009年11月04日 15時02分 UPDATE

KDDI、MediaFLOによる次世代マルチメディア放送の実証実験を本格化

メディアフロージャパンとKDDIが、MediaFLOの実証実験を本格化させる。携帯端末型試作機を利用し、IPデータキャスティングやクリップキャストの配信を行う。

[ITmedia]

 メディアフロージャパンとKDDIが、沖縄のユビキタス特区で実施している携帯端末向け次世代マルチメディア放送の実証実験を本格化させる。MediaFLOに対応する携帯端末型試作機にさまざまなコンテンツを配信し、事業化の検討に必要なデータを集める。

 今回の実証実験では、約30社のコンテンツプロバイダの協力を得てリアルタイム映像や音声のストリーミング配信を行うほか、随時更新される情報をリアルタイムで配信するIPデータキャスティングや、音楽、映画、電子書籍などのデジタルコンテンツを蓄積型で配信するクリップキャストについても実証を行う。

 コンテンツの配信にあたっては、次世代サービスならではの特徴も盛り込み、通信と連携した番組投票機能による双方向サービスや、受信した中からユーザーが必要なものだけを表示する株価情報コンテンツなども用意。音楽番組ではオンエアされる楽曲について暗号化されたコンテンツファイルを配信し、番組視聴後に気に入った楽曲を購入しやすくする。

 両社は4月16日から開始した多チャンネル放送の実証試験で、MediaFLO方式の特徴となる統計多重方式による周波数の利用効率の高さを実証済み。今回の実験を通じて対応端末の開発に必要なデータやモニターの声を取得し、事業化の検討に役立てたい考えだ。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.