凸版印刷と関西学院大学、iPadで学ぶeラーニングシステムを共同開発

» 2011年07月08日 17時47分 公開
[ITmedia]

 凸版印刷と関西学院大学のサイエンス映像研究センターは、小・中・高等学校などの教育機関向けに、iPadを活用するeラーニングシステムを共同で研究開発したことを発表した。

 同システムはiPadで学べるeラーニングシステム。教師が問題の作成や編集、採点、成績管理を行えるほか、クラウド上で他の教師と交流したり、指導内容を共有できる。

 同システムに搭載するコンテンツとして、NHKの「大科学実験」を中心とした映像と、映像を補足する資料データベースで、視覚的に学習効果を高めることのできるマルチプル電子図鑑を制作。映像表現技術と参照コンテンツから、物理分野などの論理的思考方法を習得できるという。

Photo システムイメージ(画面=左)とマルチプル電子図鑑(画面=右)

 凸版印刷と関西学院大学は、今後同システムの実証実験を行い、また2011年秋を目処に凸版印刷が販売を開始する予定だ。

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