調査リポート
» 2011年12月08日 21時28分 UPDATE

調査リポート:未成年者の携帯利用意識、デジタルアーツが調査

未成年者のスマートフォンの所有率や携帯利用に関する家庭のルールなどをデジタルアーツが調査した。

[ITmedia]

 フィルタリングソフトなどを提供するデジタルアーツは12月7日、未成年者の携帯電話・スマートフォン使用実態調査の結果を発表した。調査はインターネット協会監修のもと、11月18、19日の両日、全国の10歳から18歳の男女を対象に実施。有効回答は1236人。

所有端末の動向――スマホ率はまだ低いが、将来の利用意向は高い

 所有する端末に関しての調査では、調査対象全体の71.0%がフィーチャーフォンを持っており、スマートフォンの所有者は14.4%にとどまった。スマートフォンのうちAndroidユーザーは7.7%、iPhoneユーザーは6.7%だった。スマートフォンの所有率は年代が高くなるほどに高く、高校生の14.8%がAndroid端末を、12.1%がiPhoneを所有していた。また、現在スマートフォンを使用していない回答者の64.2%が、スマートフォンの今後の利用を希望した。

 スマートフォン所有者に最も利用されているアプリは「ゲーム」で、アプリ利用の経験がある回答者のうち75.4%がよく使っているアプリと回答した。このほか、「趣味」が41.1%、「SNS」が40.6%と続いた。

家庭内の利用ルール、年代により異なる傾向

 家庭内で携帯電話の使用についてルールがあるかという質問には、スマートフォン非所有者の70.9%が「ある」とした一方、スマートフォン所有者は「ある」としたのが39.9%にとどまった。スマートフォンユーザーは比較的自由に端末を利用しているといえそうだ。

 つづいて、利用ルールの内容を見ると、全体として小学生は「インターネットをしない」「通話は家族と連絡をする時だけ」といった用途の制限に関するルールが多く、中学生では「チェーンメールは転送しない」「ネット上で悪口/個人が特定できる情報を書き込まない」など情報モラルに関するルールが特に多かった。高校生では男女ともに「毎月の料金に制限がある」という回答が多く、用途や情報モラルに関するルールは少ない傾向がみられた。

ネット上の友達との出会い 高校生の6割が経験

 インターネット上で知り合った友達の有無を聞くと、全体の26.1%が「いる」と答えた。また、高校生においては「いる」傾向が高く、60.0%となった。

 ネット上に友達がいるとした回答者の中で、実際にその友達と会ったことがあるかを聞くと、「会ったことはない」は44.9%、「会ってみたいが怖いのでやめている」は11.5%だった。一方、「一人で会いに行った」という回答者も27.6%存在した。

 インターネット上の友達とどこで知り合ったかについては、35.3%が「自分のブログ」と回答し、最多となった。男女別に見ると、男子は26.1%、女子は42.2%と、ブログで知り合う割合いは女子の方が高い。第2位は「mixi」で29.1%、第3位は「オンラインゲーム」で24.8%、第4位は「Twitter」で24.5%となった。なお「オンラインゲーム」という回答では、男子が34.1%、女子が17.8パーセントと、ブログと並んで男女差が大きかった。

インターネット上でのトラブル経験率

 インターネット上でのトラブル経験者は全体の10.8%。高校生では23.3%、スマートフォン所有者では18.5%がトラブル経験ありと回答した。また、トラブルが起きた場合に保護者に相談しないとした未成年者は、全体の5.3%いた。にその理由を聞くと、「相談すると使わせてもらえなくなる」が46.2%、「保護者が自分より知識がないから相談しても仕方がない」が44.6%、「自分で解決できる自信がある」が35.4%だった。

 現在、携帯電話・スマートフォンのフィルタリングを利用しているのは、全体の40.6%だった。高校生やスマートフォン所有者でフィルタリング使用者が少なく、特にスマートフォン所有者では27.5%にとどまった。

 フィルタリングを利用しない理由は、「自由に見たいサイトが見られない」という回答が50.6%で最多だった。また「フィルタリングがなくても危険な目に合わないと思う」という回答が31.1%で第2位となった。

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