資金調達サイト「Kickstarter」に登録された途端、あっという間に目標額を達成した新たなiPhone向けアクセサリーが登場した。「Une Bobine」だ。
Une Bobineはケーブルであり、スタンドであり、チャージャーでもあるという便利グッズ。フレキシブルな金属のアームでiPhoneをホールドするため、目線の高さに端末を設置して使うこともできる。またキュートな紹介映像を見ると、チャージ中にテーブルの上に液体をこぼしても、宙に浮いているiPhoneは無事――といった利点(?)もあるようだ。25ドルで1個入手でき、海外発送が無料となっている。
掲載期間終了までにまだかなり時間があるにも関わらず、9800ドルの目標額を軽く超えて現在2万3000ドル弱が集まっている。終了までには、さらなる「出資者」が集まることは間違いない。
スワイプで異なるデバイス間のファイル移動が可能になるソフトウェア「Swyp」を、MITの学生が開発中であるとCo. Designが紹介している。
このソフトウェアは、スワイプすることでデータのやりとりを可能にするもの。端末同士を隣り合わせに置き、一方の端末からスワイプアウトすることでファイルが「送信」され、他方の端末にスワイプインすることで「受信」されるという仕組みだ。ファイル交換の映像を開発者サイトで視聴できる。
Kickstarterで現在、出資者募集中の面白いプロジェクトをいくつかご紹介しよう。シンプルな構造ながら、効果抜群そうなiPad/iPhone向けサウンドエンハンサー「SoundJaw Unlimited」、iPadとAppleワイヤレスキーボードを同時にしまえるケース「Touchtype」、スマートフォンをポータブルスキャナ化する「Scanbox」だ。
SoundJaw UnlimitedはiPhoneの音声などを複数の人に聞かせたい場合に便利なアイテム。Touchtypeは、「小さいキーボードだとタイプミスが多くてイライラする!」という人にピッタリなガジェットで、iPadとAppleワイヤレスキーボードをスマートに収納できるだけでなく、タイピングする際のスタンドとしても便利な一品だ。「イライラ」派は多いようで、このプロジェクトもあっと言う間に目標額を達成。申し込めば確実に入手できる。
3つめのScanboxは折りたたみ式のシンプルなボックス。組み立てた箱のてっぺんにスマートフォンを設置し、箱の中に置いた書類をスキャンするというものだ。このような箱は自分で作れそうな気もするが、デザインには試行錯誤したというから、素人では難しいのかもしれない。それが証拠に(?)登場したばかりのプロジェクトだが、すでに65人が「出資」している。価格は25ドルで、海外への配送には追加で10ドルがかかる。
運転中にメールするのは非常に危険だといわれているが、どれほど危険なのかを体験できるAT&Tのシミュレーターを、GeekWireが紹介している。
映像で紹介されているのは、シアトルのGarfield高校で行われた実験。同校の生徒たちに、スマートフォンを操作しながら運転するシミュレーションをさせ、バーチャルな事故を体験させることで、その危険性を啓蒙している。
これは同社の「It Can Waitキャンペーン」の一環として行われたもので、運転中にメールが来たとき、自動的に応答してくれるAndroidおよびBlackBerry向け無料アプリ「DriveMode」といったソリューションも用意されている。
なおGeekWireのMonica Guzmanさんが、このシミュレーターを体験したレポートも掲載中。より詳細なシミュレーション体験の映像を見ることができる。
あのキャンペーンがスコットランドに進出! 以前ご紹介した、MicrosoftのWindows Phoneチームが英国で展開するキャンペーン「Dare to Live」チャレンジだ。
このキャンペーンは、Nokia & Windows Phoneチームが英国で展開するもので、ツアーは4月21日、ロンドンから開始された。チームが参加者のスマートフォンと速さを競い合い、参加者が勝利したら20ポンドがプレゼントされる。負けると参加者に罰ゲームが課されるが、映像を見る限りでは罰とはいえど、かなり楽しそうだ(びょ〜んとなります)。
ほとんどの人に必要のないiPadケースが、New York Timesで紹介されている。防弾iPadケース「i1705 Hardback」だ。
ABS樹脂製のこのケースは、空気抜き弁により内部の空気圧を調節することができ、水やホコリからiPadを守る構造となっている。「防弾」について、メーカーのPelicanは保証していないが、同社サイトのサバイバルストーリーコーナーでは、同社のケースのおかげで、命拾いしたという兵士の体験談なども掲載されている。
以前、新しいiPadを「射殺」した人の話を紹介したが、このケースに入れておけば大丈夫かもしれない。
以前、Instagramアイコンの裏側はどうなっているのか、気になって作ってしまったアーティストをご紹介したが、今回は“Instagramカメラというものが実現するとしたら”というコンセプトで「Socialmatic」というカメラを想像してみた人の話を。
考案したのはADR StudioのAntonio De Rosaさん。想像上のSocialmaticカメラは、4.3インチのタッチスクリーン、16Gバイトの内部ストレージを装備しており、Wi-FiとBluetoothに対応。写真を撮るためのレンズと、3D写真を撮ったり、ARアプリやQRコードのスキャンに使用するレンズを搭載し、光学ズームとLEDフラッシュも含まれる。外観はもちろん、Instagramアイコンのそっくりさんだ。
昔懐かしいポラロイドカメラのように、内蔵プリンタを使ってその場で印刷できる機能も搭載(予定)。プリントされた写真は裏に粘着性があり、ポストイットのようにあちこちに貼り付けられる。また、撮影者を簡単にフォローできるよう、QRコードも印刷される(といいな)、というもの。こんなカメラがあったら、話題になることは間違いない。
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