スマートニュース、個人ごとにワクチンの予約開始を知らせる「ワクチンアラーム」機能を拡充

» 2021年05月19日 20時44分 公開

 スマートニュース(東京都渋谷区)は5月19日、自社が手掛けるニュースアプリSmartNews内の「新型コロナワクチンチャンネル」で提供する「ワクチンアラーム」の機能を拡充した。利用者ごとに接種券の発送時期や、予約受け付けの開始時期、中断時の再開時期を知らせる新機能を提供する。

photo  スマートニュースはSmartNews内の「新型コロナワクチンチャンネル」で提供する「ワクチンアラーム」の機能を拡充(以下リリースより)

 同社では、高齢者の接種開始に合わせて「新型コロナワクチンチャンネル」を開設し、利用者の接種時期に通知を届ける「ワクチンアラーム」、利用者が住む地域の接種施設と予約可否を地図で表示する「ワクチンマップ」などの機能を提供を始めていた。

 今回新たに機能を拡充し、利用者ごとに接種券の発送時期や、接種予約の開始時期、中断時の再開時期を知らせる機能が加わった。対応に追われている自治体への問い合わせを減らすのが狙いだ。

 アプリに居住地や生年月日などを入力すると、全国1741の市区町村が発表した情報を基に、ワクチン接種券の発送時期を表示する。また、自治体側で発送スケジュールを変更した際にも利用者に通知するという。

 また、自治体が発表した情報に基づき、市区町村が一元管理する予約システムを対象に、ワクチン接種の予約受け付けの開始日時、中断時の予約再開日時を表示する。アプリの利用時点で予約可能な集団接種会場や、医療機関などのWebサイトやコールセンターの電話番号を、アプリ上に表示するようにした。

 ワクチンアラームの新機能の他、「新型コロナワクチンチャンネル」で公開している「国内のワクチン接種状況」に新たなチャートを追加している。厚生労働省が発表するデータを基に、全国のワクチン接種回数(新規・累計)の日別の推移に加え、都道府県別のワクチン接種回数を掲載した。

 SmartNewsは、月間アクティブユーザーが日米合算2000万人(2019年8月末時点)を超える。日々の生活での公益性の高い情報を届けていきたいという思いから、今回の機能拡充に至った。

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