インタビュー
» 2021年10月25日 18時59分 公開

ロッテがプロゲーマー・ウメハラを支援 「噛む力の啓発」で市場を開拓千葉ロッテも首位浮上(1/3 ページ)

ロッテはスポーツ振興事業にも注力している。選手一人一人の噛む力やバランスに適したオリジナルガムを開発し、選手達はこのガムを練習中や試合中などに取り入れているのだ。今回、世界的なプロゲーマーとして活躍するウメハラこと梅原大吾選手の専用ガムの開発を始めた。その舞台裏とは?

[河嶌太郎,ITmedia]

 日本を代表する菓子メーカー・ロッテ。特にチューインガム市場では国内最古の歴史を持っていて、その歴史はロッテが創業した1948年にさかのぼる。54年1月に日本初の天然チクル樹脂を配合したチューインガム「バーブミント」ガムを発売して以来市場を拡大させ、国内トップメーカーに約60年君臨し続けているのだ。現在にいたるまで国内市場の半分以上を占めている。

ロッテが支援するプロゲーマーウメハラこと梅原大吾選手

積極的なコラボ

 近年ではコラボ商品の展開も積極的に展開している。8月には人気アニメ『鬼滅の刃』とコラボしたガムを発売し、さらに10月5日には世界的韓流アイドルグループ・BTSとコラボしたガムを発売した。いずれも即日完売になるなどの人気を見せている。

『鬼滅の刃』とコラボレーションした「キシリトールガム 鬼滅の刃アソートボトル」(以下リリースより)

 ロッテはスポーツ振興事業にも注力している。プロ野球においては1969年の「ロッテオリオンズ」から参画していて、現在では「千葉ロッテマリーンズ」として球界の一画を占める。野球以外でも、千葉県ではゴルフ場、東京都ではゴルフ練習場を経営している(現在はいずれもロッテホールディングスの傘下)。

 そんなロッテは、近年噛(か)むことによるアスリート支援に社を挙げて注力している。噛むことによって得られる「噛む力」に着目して、2019年からさまざまなスポーツ・アスリートへアプローチをし、ガムを提供することでアスリートのパフォーマンスに寄り添い活動している。

 例えば、千葉ロッテマリーンズでは、既に当たり前に実施されている。毎年春に行われる石垣島のキャンプでは、その年に入団した新人選手が到着すると、噛む力の測定を実施するのは今や風物詩となっている。そして選手一人一人の噛む力やバランスに適したオリジナルガムを開発し、選手達はこのガムを練習中や試合中などに取り入れている。

 このガムは「プロモデルガム」とも呼ばれ、選手からも好評だという。こうした施策のかいあってか、現在千葉ロッテマリーンズは2005年以来16年ぶり、勝率1位では47年ぶりのリーグ優勝を目前にしている。

キシリトールガム BTS Smileボトル
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