21年の情報漏えい・紛失事故の137件の原因を見ると、最多は「ウイルス感染・不正アクセス」の68件(構成比49.6%)で、次いで「誤表示・誤送信」が43件(同31.3%)、「紛失・誤廃棄」が16件(同11.6%)と続いた。
なお1事故あたりの情報漏えい・紛失件数の平均は、「ウイルス感染・不正アクセス」が11万745件と突出していた。
21年の情報漏えい・紛失事故137件のうち、原因となった媒体は「社内システム・サーバー」が81件(構成比59.1%)と最も多く、次いで「パソコン」が30件(同21.9%)、「書類」が15件(同10.9%)、「その他・不明」が8件(同5.8%)と続いた。
なお1事故あたりの情報漏えい・紛失件数の平均では、「その他・不明」が39万9796件で突出していた。これは社外のシステムへの不正アクセスを受けたANAホールディングス(紛失件数100万件)、日本航空(同92万件)の数字が大きく影響している。
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