「トランスフォーマー プライム」「シドニアの騎士」など多くのCGアニメ制作を手掛けるポリゴン・ピクチュアズは、さらなる大規模・ハイクオリティーな作品づくりに向けてシステムを大きく刷新したという。その全貌とは――。
iPadにゲームアプリを入れてもいいし、自宅に持って帰ってもいい――そんな自由な運用ポリシーでタブレット導入の成果を上げている企業が大阪にある。その取り組みを取材した。
新任の営業部員が複雑な顧客ニーズを的確にくみ取るのは難しい。リコージャパン栃木支社はiPadと販促ツールの組み合わせで営業スタイルを変え、この問題を解消したという。
「FileMaker 13」では、Webブラウザ上でカスタムデータベースを利用できる「WebDirect」機能を新たに搭載。その狙いをファイルメーカーのエプリング社長に聞いた。
中小企業の経営支援やダスキン事業を中核とする武蔵野は、iPadとFileMakerを活用した業務品質の向上とペーパーレス化に挑戦中だ。同社の小山昇社長の熱意と、この取り組みをサポートするU-NEXUSとの二人三脚による活動がこれを支えている。
広大な面積を誇る北海道。遠く離れた医療機関や介護施設をつなぐため、医療関係者自らが作成した“共用データベース”の利用が広がりつつあるようだ。医療関係者向けセミナーで最新事例を取材してきた。
ファイルメーカーではiOS向けモバイルDB「FileMaker Go」を無償提供したことでユーザー層が拡大しているという。同社エプリング社長は「競争にはモバイルソリューションが重要」と話す。
ブライダル専門のレンタル衣装事業を手掛けるアクア・グラツィエでは、基幹系システムのクライアントとしてiPadを導入。多品種少量の取扱商品の在庫を半減できたという。
茨城や千葉を中心に15店舗を展開するリユース商品専門店「WonderREX」では、店頭に持ち込まれた商品を査定する端末としてiPadが活躍中だ。
個々の出荷量は少なくても、多品種を扱う必要があるブランドビジネスにおいては、すべての取り扱い品目を頭の中に入れるのは難しい。商談の場ですぐに製品をレファレンスできるツールとしてデータベースのWeb公開が有効だという。
診察前に症状などを患者が記入する問診票。それを電子化したらどうなるのか。医療従事者たちのグループが、iPadを用いた電子問診票システムの勉強会を開催した。
東京、大阪、そして福岡の3拠点で歯科医師国家試験に向けた教育サービスを展開している麻布デンタルアカデミーでは、学生の出席状況や成績トレンドをDBに自動反映し、保護者に通知表として伝えることが競合優位性にもつながっているという。
iPadやiPhoneなどiOS環境でのシステム開発には、PC向けとは異なる制約条件が存在するが、FileMaker Goの採用で短期間での開発を実現し、また逐次の改良を行えるようにした例を紹介しよう。
煩雑な資料作成に追われる医療従事者の業務を効率化するために、医療分野のITはどのようにあるべきなのか。その取り組みの一つとして、医療従事者たちが自ら医療IT環境を構築していく方法が注目されつつある。その最先端を進むグループの事例研究会を取材した。
システム開発を外部委託した場合、しばしば生じるのが意思疎通の問題である。業務側の常識が開発側の常識だとは限らないからだ。そして人命を扱う医療機関の場合「不具合がありました」では済まされない。いかにして、この問題を乗り越えるべきだろうか?
キヤノンS&Sは、約6000人もの規模でFileMakerを利用しているという同製品の“国内最大級”とも言えるユーザーだ。その活用範囲は、フロントから、一部基幹系をフォローする部分にまで及ぶという。
ナレッジベースを使いこなすには、データの蓄積が鍵となる。新日鐵広畑病院の平松医師は、「入力すれば便利に使える」という条件を設け、ユーザーが自発的にデータを入力するようにしたという。
基幹系システムの主な目的は、業務プロセスの効率化。しかし業務に関する過去の情報が蓄積されていても、それを提供する機能が限定的であることが少なくない。医療現場の意思決定を支援するシステムを、医師自身が構築した例を紹介する。
頻繁に変更が加えられるシステムにおいて、ランニングコストの増大を抑えるには、ユーザー自身が手を加えられる環境を構築し、SIerへの発注を減らすのが効果的だ。情報の鮮度が求められるオンラインデータベースをFileMakerで刷新した例を紹介しよう。
いったん作った業務システムは、ある程度の期間はそのまま使い続ける、というのが一般的だ。しかし、ユーザー自身が使いながらシステムを改善し続けられるようなシステム基盤であれば、継続的に業務効率改善を進められる。導入から数年、ユーザーによりカイゼンし続けられたシステムを紹介しよう。
FileMaker Proの最新版となるバージョン11の国内発売に合わせ来日した、米FileMakerのドミニーク・グピール社長に話を聞いた。
企業がシステム開発を外部に委託する際、しばしば問題となるのがベンダーとのコミュニケーションだ。しかし、業務とシステムの両方に詳しい人物がかかわっていれば、この問題も難しくなくなる。社員がFileMakerを通じて“通訳”し、ベンダーに伝えた結果、使い勝手の良いシステムを作り上げることのできた例を紹介しよう。
一人ひとりが作ったDBが、ボトムアップで全社共有DBへと発展していく――FileMakerのユーザーには、そんなケースも少なくない。東新油脂では、FileMakerを使いこなした社員たちが、最終的に基幹系システムを自らの手で構築するまでに至った。その陰には、社長や工場長といったトップからの支援もあったという。
ワークグループのニーズにフォーカスし、独自の製品をリリースするFileMaker。そのユニークなポジションをどのように捉えているか、米国FileMakerのトップが語る。
10月30日、国内初となる「FileMaker Conference 2009」が開催された。最新バージョンであるFileMaker 10やBento 3の機能的特徴のみならず、ユーザー企業による「FileMakerで達成した業務改善」のリポートに聴衆は耳を傾けた――。
臨床検査製品の開発・販売を行うエイアンドティーでは、FileMakerを顧客情報管理DBとして導入し、それを営業ワークフローや日報と連携させ、業務を改善したという。
医療関連のシステムといえば、電子カルテやオーダリングシステムなどが一般的だが、多額の投資を必要とするものだ。しかし札幌市の「もなみクリニック」では、院長自らがFileMakerを使って独自のDBを構築・運用しているという。
新しい仕組みを作り上げていくために試行錯誤を続けるような性質の業務においては、柔軟性に乏しい業務アプリケーションでは対応しきれないケースがある。大阪大学では、こうした用途にFileMakerの使い勝手や開発性の高さを役立てているようだ。
FileMakerは使いやすいデータベースとして、個人から中小規模企業まで広く使われてきたが、近年では基幹系での利用も増えている。今回は、その使いやすさを生かし、基幹系データベースに連携するフロントエンドとして利用された、日本原燃での事例を紹介する。
ファイルメーカーはiOS向けの無料テンプレート集を提供開始。ビジネスでのiPad/iPhone利用を支援するという。
iOS向けビジネスDBアプリ「FileMaker Go」がデジタル署名やAirPrintに対応した。無償開発キットの提供も開始する。
ファイルメーカーはiPhone、iPadに対応した「FileMaker Go」を発表した。FileMaker Proのデータベースをオンラインで編集できる。既にApp Storeからダウンロード可能。
ファイルメーカーはBentoのテンプレートをダウンロードできるサイト「Bentoテンプレートエクスチェンジ」を開設した。
三菱電機ビジネスシステム関西支社はファイルメーカーのアライアンスプログラムに参加。基幹系システムだけではカバーしきれない顧客ニーズへの柔軟な対応を図るという。
ファイルメーカーがiPhoneやiPod touchで活用できるパーソナルデータベースアプリ「Bento」の配信を開始した。Mac用アプリケーションソフト「Bento 2」との同期もできる。
Excel、Numbers、Apple Mailからデータをドラッグ&ドロップで取り込み可能になった。