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楽曲を正しく管理したいなら――ソニーがHDDプレーヤー「HAP-Z1ES」と「HAP-S1」をアップデート(2/2 ページ)

» 2014年07月08日 13時00分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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アルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能に

 また「HDD Audio Remote」ではアルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能になった。従来はトラック単位(1曲単位、ファイル単位)でしかミュージック情報の再取得はできなかったが、新たに「アルバム単位」「フォルダ単位」でも可能になった。複数の候補が見つかった場合は一覧を表示して選択できる仕様で、「ジャケットアート情報も一発で整う」(ソニー)という。

ミュージック情報の再取得

2枚組アルバムのトラブルを解消

 ディスク情報には「ディスク番号」の欄が追加された。例えば2枚組のアルバムを取り込んだとき、それぞれのディスクスに同じトラック番号が付けられているため、1枚目と2枚目の「トラック1」が並んでしまうことがあった。これを正しい順番で表示・再生するために利用できる。

2枚組のアルバムを取り込んだとき、各ディスクの同じトラック番号の曲が並んでしまうことがあった(左)。「ディスク番号」の欄を追加(右)

1つのアルバムの1枚目、2枚目として認識されている

 いずれもGraenote側の精度が上がれば解消できる可能性もあるが、膨大な楽曲データの中には例外も多く、利用しているデバイスも多岐に渡る。

スリープタイマー設定が細かく

 このほか、プレーヤー本体のアップデートとして、2つの機能が追加されている。1つはインターネットラジオのPower On Resume(パワーオン・レジューム)が可能になったこと。最後にネットラジオを聞き、電源をオフにした場合、次回電源投入時に同じラジオ局が再生されるようになった。

 もう1つは、スリープタイマー設定の改良だ。これまでは30分単位でしか設定できなかったが、アップデートにより、1時間以下は10分単位で設定することが可能になった。

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