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» 2017年10月06日 17時40分 公開

寝室を子どもに快適な情報空間へ変えるIoT機器「popIn Aladdin」CEATEC JAPAN 2017(2/2 ページ)

[後藤健太郎,ITmedia]
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 本プロダクトを開発した「popIn」は、ニュースサイトの記事内容や読者の行動履歴を分析し、次に読むべきコンテンツを推奨するレコメンドエンジンを開発している。その知見と技術を生かし、検索をしなくても適切なコンテンツの提示が可能だという。

CEATEC JAPAN 2017でのデモの様子。明るすぎず暗すぎない、就寝を妨げないなどの条件で検討した結果、明るさは700lm(ルーメン)とした

 各コンテンツは就寝前の短い時間で、子どもの知的好奇心を満たす情報を取得することに特化していて、よくある子どもの「なぜなぜ」に対応するコンテンツも充実しており、就寝前の親子で会話がより実りあるものになるかもしれない。楽しい学びの時間が終われば、「アラジン、電気を消して」と言えば徐々に室内は暗くなり、就寝を促す音楽がスピーカーから流れるという仕組みだ。

 またプロジェクターなので、スマホのディスプレイの透過光と違い、反射光だというのと、ライトと連動しているため、就寝前にちょうどよい光量に調整しているという。プロジェクターの光源を直接見えないところに置くなどの配慮もある。

 もちろん、ハードウェアの使い方は人それぞれなので、ここで説明した以外の使い方も可能だ。寝ながら写真や映画を観たり、ゲームをしたりするためにAirPlay、DLNA、Miracastにも対応している。専用のアプリには子ども向けのコンテンツだけでなく、子どもを持つ親にとって有益なニュース(災害速報や観光情報など)もレコメンデーションされるという。

 ハードウェアの進化や拡張によってライフスタイルは変わる。だが本当の変化は機能の拡張によってもたらされる体験の積み重ねによって訪れる。popIn Aladdinは音声入力機能付きの一体型ハードウェアを通して、就寝前の子どもに新しい知育体験を開発したといえるのかもしれない。

CEATEC JAPANの会場でpopIn Aladdinのプレゼンテーションを行うpopInの程涛代表。3人の子どもを持つ父親として、子どもに快適な情報空間を構築したいと試作を重ねてきたという

照明と一体化することで場所をとらずケーブルレスに

 公開されているハードウェアのスペックは下記の通りだ。ライトと一体化したことで、光源の制御が可能なだけでなく、引掛シーリングローゼットを利用することで、プロジェクターやスピーカーに対して別途電源を供給する必要がないのも魅力の1つといえる。

 現在、popIn Aladdinはクラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で製品をレビュー公開している。出荷は2018年7月を予定しており、価格は4万9800円だが、Kickstarterで早期支援を行うことで、先着300台は1万9800円で購入できるとのことだ。

popIn Aladdinのスペック
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