震災直後から被災地に赴いたグーグルの賀沢秀人氏(シニアエンジニアリングマネージャー)もプレゼンテーション。災害時の情報発信について取り組み続けた実情を話した。
震災直後は無我夢中で「何かできないか」と模索した賀沢氏は、「なぜGoogleが災害対応(クライシスレスポンス)に取り組むのか」とよく聞かれたという。
しかしGoogleの使命は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」。このミッションは災害時にこそ役に立つものだという思いを強くした賀沢氏は、活動を通じて以下の3点を学べたという。
なお、クライシスレスポンスには最終的に67万件のデータが入力されたという。グーグルでは次なる災害に備え、今回発表されたサービスを準備した上で、協力企業(パートナー)の参加を呼びかけている。
また、この協力パートナーの募集と並行して、パーソンファインダー等のAPIの仕様公開も引き続き行っていくことで、グーグルのみならず外部のサービスと連携した情報公開と共有を図っていきたい考えだ。徳生氏は「APIについては、仕様公開だけでなく、平時から活用に備えたサンドボックス機能も用意していきたい」と話した。
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