写真で解説する「IS05」:小さいだけじゃありません(1/2 ページ)
「IS05」の見た目は“小型化したIS03”だが、OSやCPU、ユーザーインタフェース、機能などで着実にバージョンアップが図られている。1月14日に開催されたタッチ&トライ会で実機に触れる機会を得たので、主な特徴をリポートしよう。
auの2011年春モデルの「IS05」は、「IS03」に続くシャープ製のAndroidスマートフォンだ。ボディ全体はコンパクトで、幅55ミリはスマートフォンとしては細くて持ちやすい。本体色にピンクを採用していることからも、女性を中心に訴求していくことがうかがわれる。発売は3月下旬以降を予定している。
OSにはAndroid 2.2を採用し、CPUについてもIS03(QSD8650、1GHz)より新しいバージョンのものが使われている。2010年10月の発表時にはMSM7630(800MHz)のCPUをIS05に搭載する予定だったが、製品版ではMSM8655(1GHz)に変更される予定。1月14日にKDDIが開催したタッチ&トライ会で展示されていた一部モデルのCPUはMSM7630だったが、1GHz相当の操作感が得られるようチューニングされている。製品版ではさらに高速で動くことが期待される。
ディスプレイサイズはIS03の約3.5インチ(640×960ピクセル)に対し、IS05は約3.4インチ(480×854ピクセル)。周囲から画面を見にくくする「カラーベールビュー」は継承している。バッテリー容量はIS03の1020mAhから1230mAhに拡張している。IS03はバッテリーの持ちに不満を感じるところがあったが、IS05では比較的安心して使えそうだ。「ディスプレイがIS03よりも小さいので、消費電力も抑えられる」(説明員)。IS03が備えていた常時点灯可能なメモリ液晶はIS05にはなく、代わりに4つのセンサーキー(MENU/ホーム/クリア/検索キー)を搭載している。カメラはIS03の約957万画素CCDから約805万画素CMOSにスペックダウンしている。
IS05は新たにMicro HDMI端子も備えており、別売のケーブルを接続することで、撮影したハイビジョン動画などをテレビに出力して閲覧できる。43万画素のインカメラやDLNAサーバ機能もIS03にはないポイントだ。
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