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» 2004年07月30日 23時59分 公開

5分で分かる、今週のモバイル事情7月24日〜7月30日

各社の決算が出そろった。売上高や経常利益などの数字に加えて、契約者数にまつわる情報も明らかに。各キャリアから新端末のトピックもあり、新情報の多い1週間となった。

[杉浦正武,ITmedia]

3キャリアの決算が出そろう

 各キャリアの第1四半期決算が出そろった。ドコモは売上が1兆2211億円で、税引前利益が2769億円となった。前年比で減収減益ながら、予定に沿った結果となる(7月30日の記事参照)

 併せて、「900iG」や「901iS」といった次世代機のスケジュールも示された(7月30日の記事参照)。ドコモはまた、ゲオがFeliCaを導入するにあたり資金提供することも発表している(7月29日の記事参照)

 auは、売上が7200億円、経常利益が871億円。こちらは増収増益となった。同社は通期で、3110億円の経常利益を見込んでいる。会場では、KDDIがツーカーグループを完全子会社化することも示された(7月29日の記事参照)

 ボーダフォンは、売上高が3560億円。前年比21.4%減だが、固定通信事業の売却が主な理由となる(7月26日の記事参照)。なお、同社は売上のみの公開で、経常利益などは明らかにしていない。

 発表に前後して、各種サービスの数字も明らかになった。ドコモは、パケット定額「パケ・ホーダイ」のユーザーが100万契約を突破(7月28日の記事参照)。KDDIのパケット定額サービスは47万5000契約で(7月29日の記事参照)、EZナビウォークユーザーは13万人となっている。

ちょっと変わりもの(?)の新端末が続々

 新端末のトピックもあった。ドコモは、FOMAでカメラ搭載の「らくらくホン」こと「F880iES」を発表した。末尾のESは、Easy & Simpleの略だという。

 ボーダフォンは、「V301D」のカメラなしモデルを発表した。カメラの持ち込みが禁止されている研究所などで、携帯を使いたいというニーズに応える考え。

 海外では、韓LGエレクトロニクスが「F7100 Qiblah」を発売する。特徴は、イスラム教徒向けに「メッカの方角が分かる」機能を備えていることだ。

終わるサービス、続くサービス

 アステル四国が、PHSサービスを終了することを発表した(7月28日の記事参照)。アステルグループは、北海道、九州地方、北陸でサービスが終了しているほか、関西、中部、中国でも、サービス廃止を前提に新規受付を停止している。

 一方、アステル沖縄はDDIポケットとの提携を発表(7月26日の記事参照)。DDIのネットワークと課金システムを利用することで、PHSサービスの存続をはかった。

 ドコモも、シティフォン(関西ではシティオ)終了を発表した。同サービスを終了することで、今後1.5GHz帯はデュアル端末での利用がメインとなる(7月28日の記事参照)

ネットワーク・トラブルにまつわるトピックも

 ドコモのpreminiに、おかしな画面表示が発生することが分かった。通話回線が混み合っている際にパケット通信を行うと、本来は「しばらくお待ちください」と表示されるべきところが「これはサンプルです」と表示される(7月29日の記事参照)

 ネットワーク周りでは、ボーダフォンが写メールの画像サイズ自動変換機能を提供する。9月からは、最新機種から比較的旧機種に大容量の写メールを送信した場合、画像を受信できないという問題が解決する(7月28日の記事参照)

さて、来週は?

 8月1日からは、auの「ダブル定額」が開始する。紹介したとおり、ドコモのパケ・ホーダイユーザー100万に対して、auの定額ユーザーは現状では半分以下。ダブル定額でどこまで数字を伸ばせるかに注目だ。

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