palmOne、Exchange Server同期化のプロトコルをMSからライセンス

» 2004年10月06日 08時55分 公開
[ITmedia]

 米palmOneは10月5日、Microsoftから「Exchange Server ActiveSync」プロトコルのライセンス供与を受ける契約を結んだと発表した。自社のスマートフォン「Treo」の今後の製品に組み込んで、MicrosoftのExchange Server 2003との間で直接同期化できるようにする。

 Exchange Server ActiveSyncプロトコルをpalmOneの端末に組み込むことで、palmOneの「VersaMail」クライアントを使って、Exchange Server 2003の電子メールや予定表といったデータにアクセスが可能になる。サードパーティーのサーバ製品を使う必要がなくなるため、コスト削減や導入簡素化につながると同社は説明している。

 「TreoスマートフォンとExchange Server 2003の組み合わせによって、セキュアで直接的かつ導入が容易なワイヤレス電子メールを提供してエンドユーザーの生産性を大幅に強化できると同時に、ミドルウェアを排してIT経費の引き下げも可能になると確信している」。MicrosoftのExchange Server担当副社長、デイブ・トンプソン氏は発表資料でこうコメントしている。

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