アギア・システムズ、GPRS/EDGEプラットフォームを発表

» 2004年10月20日 20時39分 公開
[ITmedia]

 アギア・システムズは10月19日、マルチメディア対応携帯電話向けに、GPRS/EDGE技術をベースとするリファレンス・プラットフォームを発表した。

 同社のEDGEリファレンス・プラットフォームは、Class 12対応EDGEチップセット「Sceptre HPE」を中核としており、パワーマネージメントも含め全体で164平方ミリメートルというサイズを実現している。

 また同チップセットに加え、柔軟なユーザーインタフェース環境、実証済みアプリケーション製品群一式、有効なハードウェアの周辺サポート、テストおよびカスタマイズ用PCツールなどを提供しており、端末メーカーの商品開発、および量産までの期間を大幅に短縮できるという。

 アギアは同プラットフォームで、最高で毎秒20フレームのMPEG-4ビデオの再生、MP3形式の音楽、AAC Plus対応の着信音、ソフトウェアにおけるEAS 40和音、IPマルチメディア・サブシステム、プッシュ・トゥー・トーク方式、オンチップUSB、Bluetoothおよび赤外線通信などを提供する。

 なお10月26日から30日まで、北京で開催される展示会「PT Expo Comm China」で、同プラットフォームのデモが実施される予定だ。

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