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» 2004年11月12日 15時14分 公開

光るアンテナの「P253i」は、ここが新しい (1/2)

光の反射で淡く光るアンテナ、手のひらに収まるコンパクトなボディ、陶器のようにつややかな質感──そんな特徴を備える「P253i」。どこが新しいのかを見ていこう。

[後藤祥子,ITmedia]

 小型ボディに「プチプチとまと」「ぷるぷる杏仁」などユニークなネーミングで注目を集めた「P252iS」を(4月2日の記事参照)、さらに進化させたのが「P253i」(9月15日の記事参照)。ソープディッシュのようなつやのある陶器をイメージしたというボディは、前モデルに比べて少々大人っぽい雰囲気だ。

 ボディカラーは5色で展開。端末のターゲットとなる若い女性向けにパステル調の色も揃えているが、ピュアホワイトとピュアブラックは、男性が使うことも意識している。

 左からピュアホワイト、ピュアピンク、ピュアブルー、ピュアイエロー、ピュアブラック

 31万画素CMOSカメラやminiSDカードスロットを搭載する点は前モデルと同じだが、ボディデザインから内部ソフトに至るまで、さまざまな面で進化している。

 アンテナや背面液晶周りにアクリルを付けて、透明感を出した。ボディ自体は陶器のようなつやを表現。背面液晶の下部には撮影補助用ライトを備える

薄くなったボディ

 前モデルのP252iSは、丸みを帯びた可愛らしいボディがが特徴だった。「(P252iSは)少しでも薄く見えるように、ボディをツートンカラーにするなど、視覚効果の面でもこだわっていた」(商務・販売助成グループ販売助成チームの前田美穂氏)が、P253iでは本体そのものを4ミリ薄くした。

 P253iのピュアホワイト。ワンプッシュオープンボタンは健在だが、着信時に光るボタンではなくなった

 薄型化にあたっては、P252iSで三層構造にしていた基板を(4月26日の記事参照)二層構造にしたと商品開発センター・プロジェクトマネージャーの田端太一氏。P252iSでは中央部にあったカメラを先端部に移したのも薄型化のためだ。「基板の上にカメラモジュールを載せると、基板+モジュールの厚みが出てしまう。位置をずらして基板に穴を開け、その分を下に落とし込んだ」(田端氏)。

キラリメールを効果的に見せる〜光るアンテナ

 “気持ちを光で表現する”というコンセプトで生まれたキラリメールを(5月24日の記事参照)、さらに効果的に見せようというのが、“光るアンテナ”。端末を全体的に光らせたい──というところから方法を検討する中で生まれたものだ。

 底面ヒンジ部付近の中央に置かれた1つのLEDで、方向キー上のキラリランプとアンテナ部分を光らせている。表に光を集めるように導光しているため、裏側は光らない

 「デザインを損ねず、暗いところでの演出効果もあるというところで、アンテナに目を付けた。この光り方が、一番広がりがあった」と、商務・販売助成グループ販売助成チームの山本紀美子氏。

 LEDの光で、いかにアンテナ全体をきれいに光らせるかという点でもさまざまな工夫が凝らされている。中のLEDにアクリルの導光板を付けて光を導き出し、その光をアクリル板の中心にある溝に反射させることで、アンテナ全体が光るようにした。

 「ただ前面が光るだけではメリハリがないので、アクリル部分の外周を斜めにカットしている。カットした面にシボを入れてスリガラス状にすることで、外周の光が強く出ている」(田端氏)

 アンテナ部に張られたアクリルの中央部に溝を設け、光を反射させている。外周は斜めにカットされスリガラス状のシボを入れている

 正面から見たときにより明るく光って見えるよう、中心部の溝にも手を入れた。「溝の底面や側面に角度を付けて、LEDの光が真上に上がるようにしている」(田端氏)。

日付や名前で情報をつなぐ〜パートナー機能

 ソフト面の新機能で注目なのが、パートナー機能。人や日付を軸に、メールや着信、その日の出来事などの情報を把握できる機能だ。

 この機能に対応するのは、電話帳とスケジュール。それぞれ「パートナー電話帳」「パートナースケジュール」と命名されている。

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