ソニー・エリクソンモバイルコミュニケーションズ製のFOMAが登場する。これまでFOMA端末に参入していなかった同社だが、シャープと協業することで開発の端に就いた(11月29日の記事参照)。両社はSymbian OSを採用し、ソフトウェアプラットフォームを共同開発。ハードウェアも部分的に共有する方針だ。
FOMA端末開発はコストの高騰からメーカー間の協業が盛ん。NECとパナソニックモバイル、富士通と三菱が共同でFOMA開発に当たっており、最新の901iシリーズではかなり成果が出始めている(11月24日の記事参照)。
冬商戦向けFOMA 901iシリーズの第1弾となる「SH901iC」(シャープ製)が1日に発売された(12月1日の記事参照)。本体のみで価格は3万5000円程度。
901iシリーズは全5機種。このあと「F901iC」「N901iC」「P901i」「D901i」が登場する予定だ(11月20日の記事参照)。
総務省はプリペイド携帯の本人確認をさらに強化する制度を整えた。これを受けて、携帯4社は販売済みのプリペイド携帯についても本人確認を行い、場合によっては回線停止措置も講じる。
犯罪への利用など社会的な批判を受けて、プリペイド携帯契約時の本人確認は強化された(5月11日の記事参照)。しかし過去に販売されたプリペイド携帯は、本人確認がされておらず匿名で利用できてしまうのが問題視されていた。
海外で300万人を数えるに至ったiモード。欧州では主要各国で展開しているが、英国だけが空白地帯だった。ドコモはこれまで英Hutchison 3 UKに出資していたが、5月に出資を解消(5月28日の記事参照)。iモードを共同展開できるオペレータを探していた。
11月30日、ドコモは英第3位のオペレータmmO2とiモードライセンス契約を締結。英国やアイルランドでiモードサービスを開始する(11月30日の記事参照)。
全世界で3G(W-CDMA)への展開が進み始めた。3Gという処女地でシェアを獲得すべく、各端末メーカーは開発にしのぎを削っている。
これまで自社製チップセットで3G端末を投入してきたNECは、他社製チップセットの採用を決めた(11月30日の記事参照)。QualcommとEMP(Ericsson Mobile Platform)製のチップセットを使い、主に海外向けの3G端末を開発していく。
1日にボーダフォン社長に就任した津田志郎氏が、8日に就任挨拶を行う予定だ。新3G端末の投入を控え、巻き返しを狙うボーダフォンの戦略が話される。
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