NECが3位転落 第3四半期携帯出荷

» 2004年12月14日 19時24分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 調査会社IDC Japanは12月14日、2004年第3四半期の携帯電話集荷台数を発表した。ここ数年、国内第1位の座を維持していたNECが、主力端末の販売不振により第3位にまで大きくシェアを落とした。

 2004年第3四半期の国内携帯電話出荷台数は、対前年比19.7%減の1087万台。端末店頭価格の上昇による、一般ユーザーの買い控えなどが響いた。

 メーカー別シェアは、首位がパナソニック モバイルで17.8%。「着せ替え可能なカスタムジャケット」に対応した「P900i」がW-CDMA方式で最大のヒット端末となり、2GのPDC端末の安定供給も貢献した。

 2位には17.4%でシャープが入った。高機能端末をNTTドコモ向けとボーダフォン向けにバランス良く提供していることが功を奏した。

 3位のNECは15.1%。4位には、シェア8.6%でソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが入った。

 3G端末(W-CDMAおよびCDMA 1X、EV-DO)は市場規模が拡大しており、全体出荷の50.8%を占めるまで上昇。しかし、ソフト面のトラブルやそれに伴う設計開発の遅れにより、「同年第4四半期における次世代3G端末へのシフトは、一時的ながらペースダウンする可能性がある」とIDCはコメントしている。

 2004年後半から2005年前半は、平均12〜18カ月の携帯買い換えサイクルの循環需要がプラス要因となるが、次世代3G端末の設計開発費の高騰と、それによる端末店頭価格の上昇がマイナス要因。短期間での好転、急拡大する可能性は低いとIDCは見ている。

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