冬WINのスタンダード、「W21T」を試す(5/5 ページ)

» 2004年12月28日 05時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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ベーシックデザインに多機能を凝縮

 個性派揃いの2004年冬WIN中で、W21Tを選択する理由を探すと、「ベーシックな折りたたみデザイン」「音楽ケータイとしての利便性」「Bluetooth」対応が挙げられる。いずれの理由で選択しても携帯電話としての基本機能で大きく不満に感じる部分はないし、カメラ機能も100万画素クラスという視点で見れば画質、撮った後の機能共に満足いくはずだ。

 「着うたフル」を楽しむ音楽ケータイとしての資質は、W21Tがトップだろう。miniSDカードに移動してもプレイリストを利用して再生が行えるのはW21Tだけだ。miniSDカード単位でプレイリストの管理も行えるので、お気に入りのアーティスト単位でminiSDカードを準備して日替わりで聴くといった使い方もできる。閉じたままの操作性が分かりやすいので、ポケットに入れたまま手探りで選曲といった使い方もしやすい。

 またEメールのバックグランド受信はメディアプレイヤー利用時が注目されがちだが、実際に使ってみると別の状況でもかなり便利だ。

 メールの閲覧中や作成中にEメールが届いても、ほかの端末では待ち受け画面に戻るか、Eメールメニューから「新着メール問い合わせ」を実行しないと受信できない。W21Tなら勝手に受信してくれる。auの場合Eメールが高機能(IMAP4仕様)ゆえに、ドコモやボーダフォンに比較すると受信に時間が掛かる傾向があるだけに、慣れてしまうとほかのWIN端末がまどろっこしくすら感じる。

 操作性もプレーンで、例えばアドレス帳では「2」キーを連打すれば「か」→「き」→「く」といった形で先頭を呼び出せる。待ち受け画面から「2」キーを長押ししても「か」の先頭を呼び出し、同じように操作できる。W22SAも同様に待ち受け画面から数字キー長押しでアドレス帳を呼び出す「時短検索」機能を持つが、こちらは「き」「く」への移動がやはり長押しとちょっと変則だ。それぞれ一長一短あると思うが、W21Tのほうが操作性としては一般的で分かりやすい。

 これ以外にもページスクロールを、左右キーまたはメール/EZwebキーに割り当てるなど、使いやすい配置に収めており、側面や「*」「#」に割り当てている機種に比較すると積極的に使いたくなる。できれば操作性を統一してほしいとは思うが、使い勝手には配慮していると感じる。

 W21Tはベーシックな折りたたみ端末で、個性的という点では損をしている。しかし使い勝手は良く、「着うたフル」を楽しむための音楽ケータイとしての資質は最も優れているし、Eメールのバックグランド受信も魅力的だ。Bluetoothという独自性を無視しても十分な魅力を備える端末だ。

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