auのEZ待ちうた、ボーダフォン、ツーカーとも接続

» 2005年03月30日 16時13分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 KDDIは3月30日、「EZ待ちうた」サービスの接続先を、ボーダフォン、ツーカーの携帯電話へ拡大することを発表した。4月1日よりサービス提供を開始する。

 EZ待ちうたは、電話をかけてきた相手に、呼び出し音の代わりに好みの音楽や声を聴かせることができるサービス(2004年12月20日の記事参照)

 NTTドコモが提供している同様のサービス「メロディコール」と相互接続しており、これまでEZ待ちうたを聴かせることができるのは、auとNTTドコモの携帯ユーザーに対してだけだったが、4月1日以降は4キャリアの携帯に対して接続できることになる。なお、ウィルコムのPHSについては「交換機での対応が必要なため、今のところ難しい」(KDDI広報部)という。

 EZ待ちうたのコンテンツは、現在約5000種類。内容は、ボーカル付きの音楽、インストゥルメンタル、(タレントなどの)声の3種類に分けられる。au携帯どうしの場合はすべてのコンテンツを設定できるが、ドコモの携帯電話との場合、ボーカル付きの音楽を設定する場合に制限があった。

 4月1日以降は、auの携帯電話、ドコモのFOMAに対しては全コンテンツをEZ待ちうたに設定できるようになる。ただし、ドコモのムーバ、ボーダフォン、ツーカーの携帯電話からEZ待ちうたを聴く場合、ボーカル付き音楽の一部は聴くことができない。

 NTTドコモも、今後ボーダフォンやツーカーなど、他キャリアへの接続拡大を予定している。「auとしかしないということはない。ただ、時期は未定」(NTTドコモ広報部)

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