ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月「もうあなたに会いたい」Mobile&Movie 第156回

» 2005年04月01日 14時37分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(Bridget Jones: The Edge of Reason)
監督ビーバン・キドロン
制作年・製作国2004年イギリス作品


 前作「ブリジット・ジョーンズの日記」から4年。負け犬&負け犬予備軍のアイドル・ブリジットがさらにキュートになって帰ってきました。恋人いない歴の更新をストップさせて、マーク・ダーシーとハッピーエンド──のはずが、次から次へと問題は山積み。マークとの関係を長続きさせるため、ブリジットは躍起になります。ラブラブなマークといつでも連絡を取りたいブリジットは、vodafoneのヘビーユーザー。電話だけでなく、メールでも愛の言葉を送ります。

 転職したブリジットは、今ではテレビ番組の突撃レポーターとして大活躍。マークとの仲も順調で、おたがいの家を行ったり来たりする蜜月が続いていました。仕事帰りにはマークへ携帯電話で連絡。

 「今、あなたの話をしていたの」

 「ごめん、今夜は仕事で帰れない」

 「気にしないわ」

 デートの約束がフイになっても、仕事も恋も絶好調なブリジット、ちょっとのことではめげません。ある日マークの弁護士の仲間のパーティに、ステディとして同伴することになります。ツンとすましたスノップな雰囲気の会場でも、ブリジットは彼女流のユーモアを連発。さらに、調子に乗りすぎていつも通り失敗をしてしまいます。

 そこで、笑われてしまったブリジットを、マークはかばってはくれませんでした。ブリジットは、マークに怒りをぶつけてしまいますが、すぐに2人は仲直り。ブリジットのアパートに泊まり、帰っていくマークを見送った後、すぐに携帯電話でメールを打ちます。

 「もうあなたに会いたい」

 そして、ふたたび抱き合うブリジットとマーク。愛は永遠と信じていました。しかし、ブリジットの嫉妬を駆り立てる事件が起きてしまいます。なんと、マークの家を尋ねると、見知らぬ女性が応対に現れたのです。マークの同僚のレベッカは、モデル並みの美貌、スタイル抜群の才媛。たちまちブリジットは自信を無くしてしまいます。

 たとえマークにその気がなくても、こんな美人に言い寄られたら、とブリジットの妄想は加速。ブリジットの不安を、マークはいらぬ心配と相手にしませんが、それがさらにブリジットを傷つけていくのです。少しずつ、気持ちがすれ違っていく2人。

 そんな時、ブリジットに海外への取材依頼が舞い込みます。しかも、その番組の相手役となるのは、かつての上司で女たらしのダニエル。あまり気はすすみませんでしたが、仕事と割り切ってブリジットは南の国へ旅立ちます。そこで待っていたのは、予想通りダニエルの甘い誘惑。プレイボーイはやめた、と真顔で話すダニエルに、ブリジットの心は少し揺らいでしまいます。ブリジットは旅先で新しい恋に落ちるのか、それとも……?! 自分らしく、真実の愛を追い求めていくブリジットの姿は、今作でもとてもかわいらしいです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年