ゲイツ会長、Longhornと「ワンデイ」モバイルPC、次世代版Tablet PCを披露

» 2005年04月26日 07時25分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftのビル・ゲイツ会長は4月25日、シアトルで開催のMicrosoft Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC)2005で基調講演を行い、次世代Windows「Longhorn」(コードネーム)の新機能の一端を披露した。また、PCのパーソナル化を進めた「超モバイル」版Tablet PCの試作品も紹介している。

 Longhornではセキュリティ強化の一環としてマルウェア対策が盛り込まれ、スパイウェアやフィッシング詐欺などに対する防御を強化。ホットパッチ技術を組み込んでPCをリブートしなくてもシステムのアップデートが可能になるほか、導入とインストールの簡素化が図られている。

 機能面ではデータへのアクセスをさらに容易にするとゲイツ氏は説明。具体的にはバーチャル化機能によって、フォルダとアイコンで実際のコンテンツをグラフィカルに描写。文書は直感的に整理できるようになり、メタデータに基づいて作者、表題、キーワードによって整理したり、音楽の場合はアーティストや曲名、アルバムで整理できるようになる。

 文書はクロスプラットフォームのオープンXMLフォーマットで保存できる「固定型レイアウト」を提供。これら文書は作成、交換、印刷、アーカイブが簡単にでき、作成に使われたアプリケーションがない場合でも閲覧や印刷ができるという。

 MicrosoftではWinHEC出席者にLonghornの開発者向けプレビュー版を配布。最初のβは今年夏にリリースを予定している。

 一方、超モバイル版のコンセプトPCは、幅7インチのスクリーン搭載でバッテリーは1日中持続可能。常時接続型でPCのパーソナル化を強化、製品化は2007年を目標としている。

 このほか、ノートPCからスレート式のコンピュータに簡単に切り替えられるAcerの次世代版Tablet PCと、ASUSTeK Computerによる補助ディスプレイのコンセプトも披露された。ASUSTeKのディスプレイはPCのほか携帯電話、リモコン、キーボード、腕時計などに搭載され、予定表、新着メール、デジタルメディアなどのデータに簡単にアクセスが可能。マシンのスイッチを切っていたり、ふたを閉じた状態でもPCの状態をアップデートできる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月21日 更新
  1. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  2. なぜ「060」携帯番号は18カ月あっても延期になったのか? それでも「慌てる必要はない」現状 (2026年07月20日)
  3. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  4. 「Pixel 11」は何が変わる? メモリ減少で100ドル前後の値上げも? 出そろったうわさを整理する (2026年07月19日)
  5. 携帯番号に「060」が採用されるワケ 「電話番号とは何か」を歴史とともに振り返る (2024年10月09日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. ショップとAIで差別化を図る「ドコモの銀行」――住信SBIネット銀行ユーザーからは戸惑いも (2026年07月19日)
  8. ミドルハイレンジモデルにも水冷搭載 nubiaから「Neo 5 GT Special Edition」登場 (2026年07月19日)
  9. “特典終了”が続く「d払い」「dポイント」のお得さはどう変わるのか これからは「dカード」の利用が得策? (2026年07月17日)
  10. 最大13日間バッテリー持続、丸型デザインの「CMF Watch 3 Pro」がAmazonで販売中 1万3800円 (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー