CMOS端末としては出色のデキ〜「W31S」ケータイカメラ画質研究ラボ(4/6 ページ)

» 2005年04月28日 20時09分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
W31S EXILIM S20

 こちらも十分ナチュラルで、きれいな写り。やや露出オーバー気味だが、W31Sの測光方式が中央重点測光のため、しょうがないところだ。中央のあずまやが暗めなのでどうしても明るくなってしまう。少しマイナスの露出補正をかければよい。

 EXILIM S20はかなりシャープで青みが強く出ているが、W31Sも悪くない。ディテールの解像感がほしいし、四隅で画像が流れているが、カメラ付きケータイのレンズでは限界もあろう。

 ちなみにこれは1/840秒F2.8のISO感度80だ。

 調子に乗って、もうちょっとコントラストが高くてややこしい構図へといこう。

W31S EXILIM S20

 緑と青空と八重桜。CMOSセンサーゆえか、どうしてもコントラストが弱く色も淡くて、昨今のデジカメに比べるとメリハリに欠ける面はある。ただ色はしっかり出ているし、青空もリアルな青さになった。もうちょっとメリハリがある絵だと、初夏のまぶしさという空気も写ったかなという気がするが、CMOSにそこまで求めるのはまだ難しいのかもしれない。

 いつもの青空作例もついでに。

W31S W31S +0.7EVの露出補正
EXILIM S20

 ヒストグラムを表示した状態で撮影しようとしたら、ややアンダー気味だったので補正したものも撮影。コントラストはやや低めだ。

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