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» 2005年06月21日 18時11分 公開

ケータイカメラ画質研究ラボ:予想よりしっかりした300万画素、再生時間に課題〜「SH901iS」 (4/4)

[荻窪圭,ITmedia]
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ユニークな動画機能

 SH901iSで見逃せないのがユニークな動画機能。普通の動画機能はQVGAサイズの秒6-10コマで、フォーマットは3GP。だが、それ以外に面白い機能がたくさんあるのだ。

「標準」で撮影した動画のサンプル(3gpファイル。要アップル「QuickTime Player」

 まずは手ぶれ補正。光学式ではなくて電子式手ぶれ補正になるので撮影サイズが240×176ピクセルと小さくなるが、手ぶれ補正が働く。

「手ぶれ補正」で撮影した動画のサンプル(3gpファイル。要アップル「QuickTime Player」

 ただ、フレームレートが秒10コマ以下と高くないことや動画サイズが小さいこと、ブレが目立ちやすい高倍率ズームではないこともあり、あまり顕著な違いはでなかったかなという印象だ。

 それより面白いのがエフェクト付き動画。なんと、モノクロ・セピア・きらきら・色鉛筆・残像・波紋、万華鏡・逆光の8つが用意されている。撮影時からリアルタイムでエフェクトがかかるのが楽しい。

「色鉛筆」で撮影した動画のサンプル(3gpファイル。要アップル「QuickTime Player」


「きらきら」で撮影した動画のサンプル(3gpファイル。要アップル「QuickTime Player」

 フレームレートは少々落ちるが、320×240ピクセルのサイズで遊べる動画を撮れるのは楽しい。こういうお遊び動画はカメラ付きケータイが進むべき道のひとつだと思う。

予想よりしっかりした300万画素、再生時にかかる時間が課題

 カメラ的には見映え重視の鮮やか画質なのがSH系の特徴だが、SH901iSはそれが300万画素になり、それも予想よりしっかりした300万画素だった。今の本職デジカメの主流が500万画素とはいえ、300万画素あればプリント用としても十分な解像度で「もうこれ以上画素数を上げなくてもいいよ」というレベル。

 300万画素なんていらない、という人も多いだろうが、300万画素分あれば、VGAサイズで撮ったときにデジタルズームできるレンジが広くなる。300万画素の中央の35万画素分を取り出せばVGAでズームして撮ったのと同じ効果になるからだ。

 気になるのは、再生に時間がかかりすぎる点。これは“ちょっと勘弁”というところか。

 もう1つ、あいかわらずすべての画像が縦位置で記録されるのは疑問だ。プリント用途なら関係ないだろうが、PC上で見たり、PCユーザーにメールで送ったり、ブログなどにケータイからアップするときには問題になってくる。最近、無料のブログサイトにケータイから写真をアップする人が増えているが、ときどき縦横が90度ずれている写真をみかけるのだ。

 ともあれ、SHらしいハイクオリティな300万画素でありました。

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