1位 “N”FOMAのターニングポイントになる──開発陣に聞く「N901iS」
2位 ドコモで“P”が無敵――「A5511T」も好調な出だし
5位 ボーダフォン、802SE 12万台に不具合。販売も停止
8位 エルダー層に受け入れられるか? 55歳と78歳のW32Kレビュー
10位 P901iSとPCだけじゃ音楽は聴けないのね(後編)
先週のトップ記事は、なぜNECがFOMAのハイエンドモデルで大きく方向転換したのかを取材した記事。FOMAも700iシリーズの登場を受けて、ハイエンド機と普及機の2ライン体制に移行したが、ムーバの50xiシリーズと25xiシリーズほどは機能に差がないため、メーカー各社は棲み分けに頭を悩ませていると聞く。N901iSの方向転換の理由の1つは、この部分でもある。
“N”の好敵手である“P”は、これをどう捉えているのだろう。P901iSの取材時にパナソニック モバイルコミュニケーションズの商品企画グループで主任を務める周防利克氏は、次のように話していた。
「前モデルのP901iは、小型・軽量をウリにした実用重視の端末。今回のP901iSは、感性を大事にするユーザーに向けた端末だ。90xiシリーズも70xiシリーズも、感性と実用を交互に展開することで、パナソニック モバイルの製品ラインの中でも他メーカーのラインの中でもかぶらない商品を展開できるのではないかと考えている」(周防氏)
これを元に推測すると、次機種の「P701i」は感性重視、「P902i」は小型・軽量ということだろうか……。
携帯市場の動向はめまぐるしく変化するため、いつまた方針が変わるか分からないが、現状“P”は、こうした方針で端末開発を進める模様だ。
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