Samsung、衛星テレビ携帯を発売

» 2005年07月27日 17時04分 公開
[ITmedia]

 韓国のSamsung Electronicsは7月26日、最新のDMB(デジタルマルチメディア放送)携帯電話を立ち上げた。

 これら新モデル「SCH-B200」「SPH-B2000」は、4月に仏カンヌのイベントで発表されたもの(4月12日の記事参照)。液晶ディスプレイをスライドさせてから90度回転させ、横向きで映像を見る独特の「スライド&ローテーション」デザインを採用している。

 2.2インチのカラーディスプレイ(解像度240×320ピクセル)、動画撮影も可能な2メガピクセルカメラを備え、256Mバイトの外部メモリ(TransFlash)とテレビ出力に対応する。

 また衛星DMB番組の視聴のほか、ゲーム、MP3再生、VOD(ビデオオンデマンド)機能を備える。マルチタスクが可能で、衛星DMBコンテンツを見ながら通話やショートメッセージの送信ができる。省電力設計を採用し、最大で3時間DMBコンテンツを連続視聴可能だという。

 通信方式はCDMA2000 1x EV-DOを採用、サイズは106.5×52×25.9ミリで、重さは174グラム。

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