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» 2005年10月26日 16時02分 公開

「SA700iS」ロードテストNo.5:ちょっと変えてほしい、ショートカットメニュー

最近の携帯電話には、よく使う機能に素早くアクセスするため各種機能が用意されています。SA700iSには、どんなショートカット機能があるのかをチェックします。

[memn0ck,ITmedia]

 みなさん、こんにちは。「FOMA SA700iS」のテレビCM「迷える小羊」が流れ始めましたが、ご覧になりましたか? 興味がある人は、三洋電機のサイトに公開されているので、見てみてはいかがでしょう? ちょっと怖いですよ。

 GPS機能については、ちょっと便利な使い方をご紹介しましょう。無線LANスポット検索サイトの「dokoyo.jp」がSA700iSの「いちおしナビ」に対応しており、これがなかなか便利に使えるのです。dokoyo.jpのiモード向けページから測位するか、前回の記事(10月21日の記事参照)に書いたように、「位置サイト」に「SA700iS用位置サイト設定用URL(http://dokoyo.jp/cgi-bin/i/gpssearch.cgi)」を追加して利用できます。ITmedia +D モバイルでは扱っていなかったので、ここで取り上げてみました。

左がiモード版の「dokoyo.jp」。GPSで検索(SA700iS専用(実験公開))という文字が見えます。右が渋谷駅付近で検索した結果

ショートカット機能

 前置きが長くなりましたが、今回はキー操作の一部を見ていこうと思います。まずは、ショートカットメニューについてです。

 最近の携帯電話には、よく使う機能に素早くアクセスするための手段が各種用意されています。例えばドコモのNEC端末に装備されているデスクトップ。待受画面にアイコンを貼り付けておけば、マウスのような操作感のニューロポインターで素早く特定の機能にアクセスできます。また、シャープ製端末は待受時に十字キーの下を押すと、“ショートカットメニュー”が表示されます。このメニューは内容を変更できるので、よく使う機能を登録しておくと便利に使えます。このように各メーカー/各キャリアが、端末をより使いやすくするためにさまざまなショートカット機能を提供しているのです。

 私が好きなのは、数字ボタンとファンクションキーのコンビネーションやボタンの長押しで利用できるショートカット。例えば、ボーダフォン向けの一部シャープ製端末やウィルコム向けの京セラ製「AH-K3001V」がそのような機能を持っています。特に“京ぽん”ことAH-K3001Vは、数字ボタン+Operaキーでブックマークの該当数字のページを直接開けるという、ありがたい機能を備えています。アクションを覚える必要があるので敷居は高いですが、覚えてしまえば、かなり便利に使えます。

 さて、こうしたショートカット機能ですが、SA700iSの場合、どうやら「メニュー(決定キー)」→「ジャンプ(メールキー)」→「数字ボタン」という3段階を経ないといけないようです。ほんのワンアクション程度の違いではありますが、ショートカット機能としては操作数が多い印象を受けます。待受時に、十字キーの下やクリアボタンには何も割り当てられていないので、これらのボタンにジャンプメニューを割り当ててくれていたらなと思いました。

 SA700iSにおけるショートカット機能「ジャンプメニュー」。標準では、1)アラーム、2)カレンダー、3)簡易電卓、4)デコメールテンプレート、5)カメラde辞書、6)ボイス通知 が登録されています。リスト編集で任意の機能を登録したり位置を変えたりできます

 待受時にTASKボタンを押すと「タスクメニュー」が表示されますが、これはカスタマイズできませんし、インデックス表示になっているだけで、内容は「メニュー」と同じものです。もう少し違った機能などがあると面白いのではないかなと思いました。ちなみにマルチタスクで、なにかしらのタスクが動作しているときに、待受画面が表示できないのも残念です。

長押しすると……

 次に待受時に各ボタンを長押しをするとどうなるかをまとめてみました。D901iSロードテスト(7月1日の記事参照)のパクりネタですが、けっこう気になりますよね。私も説明書は読まないほうなので、買ったらまずは適当に押しまくります。ちょうど通勤時にこの確認をしていたら、マナーモードを解除した状態で、思わず側面のボイスボタンを押して、読み上げ機能を立ち上げてしまい焦りました。迷惑をおかけしてすみません。

ボタン機能
決定ボタンサイドキー操作 無効/有効
メールボタンメール新規作成
テレビ電話ボタンカメラ起動
iモードボタンiアプリBOX
TASKボタン現在位置ワンタッチ通知
終話キー電源オフ
十字ボタン上電話帳新規登録
十字ボタン下
十字ボタン左メール受信アドレス履歴
十字ボタン右メール送信アドレス履歴
クリアボタン
いちおしナビボタン現在地確認後各機能起動(初期設定は位置サイト接続)
数字ボタン1時短検索ア行
数字ボタン2時短検索カ行
数字ボタン3時短検索サ行
数字ボタン4時短検索タ行
数字ボタン5時短検索ナ行
数字ボタン6時短検索ハ行
数字ボタン7時短検索マ行
数字ボタン8時短検索ヤ行
数字ボタン9時短検索ラ行
数字ボタン0時短検索ワ行
#ボタンマナーモード ON/OFF
*ボタンドライブモード ON/OFF
側面上ボタン「+」を付加して電話をかける
側面下ボタン音声読み上げ機能(短押しと同じ)

 基本的に、位置情報サービス機能以外には目立ったものはないようです。やはり、個人的にはカスタマイズできるショートカット機能をもう少し便利なものにしてほしいなと思います。後継機種で、細かい改善が図られることを期待します。

memn0ck

 ハンドル名を「memn0ck」と書き、読み方が「メムノック」となる。ケータイ・モバイル関連の個人ニュースサイト「memn0ck.com(http://memn0ck.com/)」を趣味として運営しており、ケータイ・モバイル情報マニアとして普段から小さなデジタルガジェットには目がない生活を送っている。ただし、日常は白衣を着た理系野郎。1976年東京生まれ。


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ロードテストとは

 ITmediaのライターが、普段使いの携帯電話の模様をレポートする連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。

読者のニーズが機種を決定

 なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。

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