レビュー
» 2006年01月13日 23時11分 公開

「SH902i」のAV機能を試す (2/3)

[memn0ck,ITmedia]

多機能だが、もう一歩な「ミュージックプレーヤー」

 SH902iの音楽再生機能は、これまでのノンセキュアAACに加えSD-Audioにも対応するなど、より音楽携帯としての機能が強化され、対応フォーマットにはaacPlusが追加された。aacPlusはAACの約半分の情報量で同等の音質を得られるとうたうフォーマットで、「Winamp Pro 5.1」や「Nero 7」などの市販ソフトやインターネット上のフリーソフトを使ってエンコードできる。

 閉じたまま音楽を再生できるのはもちろんのこと、iアプリやフルブラウザを利用しながら音楽を聴くことが可能な“ながら再生”にも対応している。特にiアプリとの同時利用については、現在リリースされている902iシリーズでは唯一の対応機種となる。ゲームなどの音楽や効果音がでるようなアプリであっても、音を消す設定にしておけば音楽を聴きながらiアプリを楽しめる。

プリセットアプリの「みんなのGOLF2」は、消音設定すると音楽を聴きながらゲームを楽しめる(左)。パケ・ホーダイへの加入で追加コストを気にせずPC向けサイトを閲覧できるフルブラウザiアプリ「jigブラウザ」利用時も音楽を聴ける(左中)。音楽を聴きながらiアプリを利用する際は「0」キーの下にある「MULTI」ボタンを使う(右中)。内蔵フルブラウザを利用する際にも、もちろん音楽を楽しめる(右)
  • 対応音楽ファイル
モード フォーマット形式 拡張子 最大サンプリングレート 最大ビットレート
セキュア(SD-Audio) AAC 48kHz 144kbps
ノンセキュア AAC .3gp/.mp4/.m4a 48kHz 320kbps
AACPlus .3gp/.mp4/.m4a 48KHz 128kbps

 ミュージックプレーヤーは、CPRMという著作権保護に対応したセキュアな「SD-Audio」モードと、従来の機種と同様のノンセキュアな「ミュージック/ボイス」モードの2種類が用意される。どちらを使う場合にも、「メニュー」→「メディアツール」→「モバイルオーディオ」からアクセスでき、「サブメニュー」→「参照先切替」でモードを切り替えられる。

 基本的には、どちらのモードも同じミュージックプレーヤーだが、ミュージック/ボイスモードではイコライザ設定と情報編集が利用できず、取り込んだ音楽のアーティスト名は表示されない。また、待受画面から上下キーの操作で主要な機能にアクセスできる「アクティブマーカー」のモバイルオーディオ履歴からアクセスできるのは「SD-Audio」モードのみとなる。

「SD-Audioモード」(左、左中)と「ミュージック/ボイスモード」(右中、右)の音楽再生時の画面と操作パネル表示時の画面。ミュージック/ボイスモードではアーティスト名は表示されず、イコライザーも選べない


待受画面から各種機能に素早くアクセスできる「アクティブマーカー」。この機能からアクセスできるのは「SD-Audio」モードのみ

 ファイル転送方法も各モードで異なる。SD-Audioモードでは、付属のCD-ROMに収録されている「SD-Jukebox Ver.5.0LE」でAACファイルに自動的に変換して転送する。SH902iをUSBケーブルでマスストレージモードでPCと接続して転送するか、著作権保護対応のminiSD/SDカードスロットを搭載したリーダー/ライターを利用して転送する必要がある。一方、ミュージック/ボイスモードは、miniSDカード内にある「\PRIVATE\SHARP\VOICE」フォルダに対応するフォーマットの音楽ファイルを入れればよい。ファイル名はなんでもよく、100ファイル(曲)まで認識する。

 そのほかの操作性などについてはいずれのモードも同じと見ていいだろう。左ソフトキーを押すと、画面に操作パネルが表示される状態にも切り替えられ、操作パネルをONにした状態の時にはダイヤルキーに割り当てられたショートカットを使って再生/停止、ボリューム調整、前後曲へのスキップなどの操作が可能だ。

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